三菱一号館美術館×静嘉堂×東洋文庫 3館連携

三菱一号館美術館(東京・丸の内)と、岩崎家ゆかりの東洋文庫ミュージアム(東京・本駒込)・静嘉堂文庫美術館(東京・世田谷区岡本)の3館は、
2014年2月より、それぞれの持つ文化的資源の有効活用を図るとともに、
芸術文化において広く社会に貢献することを目的として、連携した運営を行っております。



3館相互割引サービス

①三菱一号館美術館の入館券半券、静嘉堂文庫美術館の入館料レシート、東洋文庫ミュージアムの入館料領収書を
 他の2館の窓口に提示すると、当日入館料が一律200円引となります。

  • 三菱一号館美術館の入館券半券は、当該展覧会の終了日より1年間有効。ご招待券の半券はご利用頂けません。
  • 静嘉堂文庫美術館の入館料レシートは、入館日より1年間有効。
  • 東洋文庫ミュージアムの入館料領収書は、入館日より1年間有効。
  • ※持参されたご本人のみ、1館につき1回限り割引の対象となります。(割引時に各館にて押印します。)
  • ※他の割引との併用不可。

②三菱一号館美術館の「サポーターカード」、東洋文庫の「友の会会員証」「名誉文庫員証」を、
 もう一方の館の窓口に提示すると、当日入館料が200円引となります。

  • ※「サポーターカード」「友の会会員証」は有効期間内に限り割引の対象となります。
  • ※持参されたご本人のみ、何度でも割引の対象となります。
  • ※他の割引との併用不可。

静嘉堂の東洋陶磁コレクション

静嘉堂の東洋陶磁コレクション 第3回

「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 -アメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから」展と同時開催 古伊万里―世界が愛した日本の磁器

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左から:「色絵丸文台皿(いろえまるもんだいざら)」 古九谷様式(こくたにようしき) 江戸時代(17世紀中頃)
    「色絵牡丹文水注(いろえぼたんもんすいちゅう)」 鍋島(なべしま) 江戸時代(17世紀末~18世紀初頭)
    「色絵鳳凰唐花文端反鉢(いろえほうおうからはなもんはぞりばち)」 金襴手様式(きんらんでようしき) 江戸時代(18世紀前半)

会期 2015年2月7日(土)~2015年5月24日(日)
開館時間 10:00~18:00(祝日を除く金曜は20時まで)
休館日 毎週月曜(祝日・振替休日の場合は開館)※臨時の開館・休館の場合あり
場所 三菱一号館美術館3F(「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 - アメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから」内)
その他 本展示の観覧料は、「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 - アメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから」の入館料に含みます。
内容 17世紀初頭、「伊万里焼」と呼ばれる日本初の磁器が九州・佐賀の有田で誕生しました。
伊万里は時代の流行をとりいれ、絢爛豪華な色絵の世界を展開し、ヨーロッパに輸出され、各国の王侯貴族をも魅了しました。
艶やかな「古九谷様式」、洗練の「柿右衛門様式」、豪奢な「金襴手様式」、将軍や大名への献上のために作られた「鍋島」の磁器など、江戸文化の華やぎを伝える名品9点を紹介いたします。

「ボストン美術館 ミレー展-傑傑作の数々と画家の真実」展と同時開催 宋磁の美

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左から:「青磁琮形瓶(せいじそうがたへい)」龍泉窯 南宋~元時代(13世紀)
    「青白磁蓮花形杯・托(せいはくじれんかがたはい・たく)」景徳鎮窯 北宋時代(11~12世紀)
    「白地黒搔落牡丹文如意頭形枕(しろじくろかきおとしぼたんもんにょいとうがたまくら)」磁州窯 北宋時代(12世紀)

会期 2014年10月17日(金)~2015年1月12日(月・祝)
開館時間 10:00~18:00(祝日を除く金曜は20時まで)
休館日 毎週月曜(祝日・振替休日の場合は開館)※臨時の開館・休館の場合あり
場所 三菱一号館美術館3F(「ボストン美術館 ミレー展 ― 傑作の数々と画家の真実」展内)
その他 本展示の観覧料は、「ボストン美術館 ミレー展 ― 傑作の数々と画家の真実」展の入館料に含みます。
内容 8000年の歴史をもつ中国陶磁の最高峰と称されるのが、
「宋磁(そうじ)」すなわち宋時代(960~1279)のやきものです。
宋時代には、中国の各地に窯場(かまば)が興り、
実用的で美しいやきものが数多く生み出されました。
洗練された造形美と豊かな個性をあわせもつ宋磁の名品9点を紹介いたします。
静嘉堂の東洋陶磁コレクション 第1回

「ヴァロットン-冷たい炎の画家」展と同時開催 艶めくやきもの ―清朝の単色釉磁器

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左から:黒釉輪花盤(雍正銘)・火焔紅管耳方瓶(乾隆銘)・吹青輪花盤(雍正銘)

会期 2014年6月14日(土)~9月23日(火・祝)
開館時間 10:00~18:00(祝日を除く金曜は20時まで)
休館日 毎週月曜(祝日・振替休日の場合は開館)※臨時の開館・休館の場合あり
場所 三菱一号館美術館3F(「ヴァロットン-冷たい炎の画家」展内)
その他 本展示の観覧料は、「ヴァロットン-冷たい炎の画家」展の入館料に含みます。
内容 釉薬(ゆうやく)そのものの美しさを追求したモノクロームのやきもの、
すなわち単色釉磁器は、中国においてもっとも発達しました。
青磁や白磁の美が極められた宋時代(960~1279)、
紅や青一色の単色釉磁器が焼かれた明時代(1368~1644)を経て、
製陶の技術が頂点に達した清時代(1636~1912)には、釉薬の工夫により、
輝くばかりの色彩を湛えたやきものがつぎつぎと生み出されました。
これら「人工の宝石」ともいうべき清時代の単色釉磁器の数々は、
歴代王朝の優れたやきものを研究し、
再現しようとする清朝の人々の美的探求心の成果といえるもので、
欧米でも高く評価され、愛好されています。
本展では、質量ともに世界有数といわれる約300件の静嘉堂の清朝陶磁コレクションから、
その黄金期ともいえる康熙(こうき)(1662~1722)・雍正(ようせい)(1723~35)・
乾隆(けんりゅう)(1736~95)年間の宮廷用品を中心に、
色とりどりの単色釉磁器10件を選び、紹介いたします。

静嘉堂文庫美術館とは

静嘉堂文庫美術館icn_blankは、岩﨑彌之助(いわさき やのすけ)(1851~1908、三菱第二代社長)と小彌太(こやた)(1879~1945、同第四代社長)の父子二代が明治初期から昭和前期にかけて収集した文化財を保存し、研究・公開する機関です。多摩川に近い世田谷区の閑静な住宅街に位置し、緑に包まれた小高い丘の上に円池をめぐって文庫(大正13年竣工)と美術館が並び建っています。明治25年(1892)、彌之助は、漢学の師・重野安繹(しげのやすつぐ)の修史事業を後援するため、静嘉堂文庫を創設しました。ついで昭和15年(1940)、小彌太により財団法人化され、平成21年(2009)12月には新制度下における公益財団法人となりました。現在、国宝7件、重要文化財83件を含むおよそ20万冊の古典籍と6,500件の東洋古美術品を収蔵しています。それらは明治の急速な西欧化により軽視されがちであった東洋固有の文化財 の散逸を防ぎたいという彌之助の強い思いから収集が始められ、小彌太によって拡充されたものです。美術館は、文庫創設百周年の記念事業として建設され、平成4年(1992)4月に開館しました。彌之助の美術品収集が絵画、彫刻、書跡、漆芸、茶道具、刀剣など広い分野にわたるのに対して、小彌太は中国陶磁を系統的に集めて いる点が特色となっています。

静嘉堂文庫美術館