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【三菱一号館美術館は2023年4月10日(月)から長期休館】世界有数のヴァロットン版画コレクションもしばらく見納め ~「ヴァロットン―黒と白」いよいよ1月29日(日)まで~

三菱一号館美術館(東京・丸の内)は、2023年4月10日(月)から2024年秋頃まで修繕工事のため長期休館します。現在開催中の「ヴァロットンー黒と白」では、当館が所蔵する世界有数のヴァロットン版画コレクションを一挙初公開しておりますが、同コレクションは再開館する2024年以降も当面は、今回ほどまとまった展示の予定はありません。本展は約180点が一堂に会する貴重な機会となります。

1.  世界有数のヴァロットン版画コレクションもしばらく見納め!

「ヴァロットン―黒と白」は、19世紀末のパリで活躍したナビ派の画家フェリックス・ヴァロットンの真骨頂である、黒一色の革新的な木版画に焦点を当てた展覧会です。 三菱一号館美術館は、世界有数のヴァロットン版画コレクションを誇ります。 希少性の高い連作〈アンティミテ〉〈楽器〉〈万国博覧会〉〈これが戦争だ!〉等の揃いのほか、彼が生涯に制作した版画の大部分を網羅する貴重な作品群です。 本展では約180点からなるコレクションを一挙初公開しています。
展覧会サイト:https://mimt.jp/vallotton2/

特に注目!30部限定で刷られた連作〈アンティミテ〉。
「版木破棄証明の刷り」も揃っているのは日本国内で三菱一号館美術館だけ!

限定部数で刷られる版画は、その希少性を保つため、それ以上刷りができないように版を破棄してしまうことが多くあります。
〈アンティミテ〉は、10点の木版画の版木を物理的に切断した上でそれらの断片を組み合わせ、版木が破棄されたことを証明する「版木破棄証明の刷り」を制作し、それを希少性の証として版画集に付して販売されました。
〈アンティミテ〉の10点に加えて、この「版木破棄証明の刷り」もコレクションしているのは当館ならではの見どころです。

連作<アンティミテ>

2. 丸の内エリアでは、クリスマスシーズンならではのイベントも開催中!

丸の内エリアでは、クリスマスシーズンを華やかに盛り上げる「丸の内イルミネーション2022」や、「Marunouchi Street Park 2022 Winter」も開催中です。展覧会とともに冬のお出掛けをお楽しみください。

■「丸の内イルミネーション2022」プレスリリース
https://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec221007_illumination.pdf
■「Marunouchi Street Park2022」プレスリリース
https://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec_221114_msp.pdf

3. 年末年始休館は12月31日と1月1日のみ!今年の展覧会見納め&美術館初詣にもおススメです。

三菱一号館美術館は、年内は12月30日(金)21時まで、年明けは2023年1月2日(月・祝)10時から開館します。2022年の展覧会見納めや美術館初詣にもおススメです。
年末年始休館:12月31日、1月1日
※美術館の最終入館は閉館の30分前まで。※開館時間詳細は、美術館サイト https://mimt.jp/ をご確認ください。

4. ミュージアムカフェ・バーCafé 1894とミュージアムショップStore 1894も、2023年4月10日から長期休業します。

三菱一号館美術館の付帯施設であるミュージアムカフェ・バーCafé 1894とミュージアムショップStore 1894も、美術館の長期休館に合わせて2023年4月10日~2024年秋頃まで休業します。営業再開の目処が立ち次第、美術館サイト https://mimt.jp/ にてお知らせします。展覧会タイアップメニューやオリジナルグッズのお買い物もこの機会にお楽しみいただけたら幸いです。​

ヴァロットン展タイアップデザート:黒と白のアラベスク 税込1,180円

ヴァロットン展タイアップランチ:NOIR ET BLANC 税込2,420円

ヴァロットン展オリジナルマグカップ 税込各2,200円

ヴァロットン展オリジナル缶バッジ 税込各550円

 

□■□■ 展覧会図録『ヴァロットン―黒と白』が重版出来! ■□■□

この度、筑摩書房より刊行された展覧会図録の増刷が決定しました。
約180点に及ぶヴァロットン作品の図版に加えて、小説家の江國香織さん、平野啓一郎さんによる特別エッセイも掲載しています。Store 1894および、全国書店、各種オンライン書店にてお買い求めいただけます。
ISBN:978-4-480-87411-5
定価:2,420円   筑摩書房刊

展覧会図録『ヴァロットンー黒と白』

しばしのお別れ!三菱一号館美術館長期休館前最後の展覧会!

「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」

■会期:2023年2月25日(土)〜4月9日(日)
■サイト:https://mimt.jp/ex/yoshiyoshi/
■概要:本展では、江戸から明治に至る激動の時代を生きた落合芳幾(1833-1904)と月岡芳年(1839-1892)の画業を紹介します。幕末を代表する浮世絵師、歌川国芳(1797-1861)の兄弟弟子として良きライバルだった二人。それぞれの活躍を紹介すると共に、最後の浮世絵師と呼ばれる世代である彼らが、いかに浮世絵の生き残りを図ったのかを探ります。

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