幅広い層から支持を得たランバンの優雅なドレス

多くのクチュリエに採用された画家ラウル・デュフィのデザインによるテキスタイル

レジャー人気の高まりとともに、洗練されていったリゾート着

曲線的なアール・ヌーヴォー期のシルエットから一変

時代の変化に敏感だったシャネルの服は、活動的な新しい女性のワードローブに

服の新しい構成や作り方を開拓したヴィオネ

アール・デコ博覧会の
役割と最新モード

当時のフランスでは高級産業品の輸出が拡大し、なかでも服飾品の輸出が急増していました。こうした社会状況を背景に、1925年にパリで開催された通称アール・デコ博覧会では、服飾が芸術性の高い産業のひとつに位置づけられ、全体で5つのグループに分けられた展示のうちのひとつが「服飾」に充てられました。そこでは、衣服や宝飾品、香水、帽子や靴など、パリ屈指のクチュリエ、宝飾メーカー、香水メーカーらによる最新の品々が展示され、会場となったグラン・パレやエレガンス館、ブティック通り、そしてポール・ポワレ(1879-1944)の川船を使用した展示は、各国のメディアの耳目を集めることになりました。

ロベール・ボンフィス ポスター「現代産業装飾芸術国際博覧会」 1925年 京都工芸繊維大学美術工芸資料館

アール・デコ博覧会から100年を記念し、
当時の服飾の流行を、絵画、工芸、グラフィック作品などとともに検証

靴を誂える際のヒールのサンプル。ラインストーンや手彩色による細密で精巧な装飾が足元に

日本の漆芸を学んだ工芸家ジャン・デュナンは漆を金属に塗布するなど、斬新なアイデアで服飾小物を多数制作

アール・デコ期の絵画に
描かれた女性たち

100年前の活動的な女性を彩った、時計、ジュエリー、化粧道具など、
現代につながる様々なアイテムが集結

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