





開催概要
1920年代を中心に世界を席巻した装飾様式「アール・デコ」。生活デザイン全般におよんだその様式は、「モード」すなわち流行の服飾にも現れました。ポワレやランバン、シャネルなどパリ屈指のメゾンが生み出すドレスには、アール・デコ特有の幾何学的で直線的なデザインや細やかな装飾が散りばめられています。それは古い慣習から解放され、活動的で自由な女性たちが好む新しく現代的なスタイルでした。
              2025年は、パリで開催され、「モード」が中心的な主題のひとつであった装飾芸術の博覧会、通称アール・デコ博覧会から100年目にあたります。この記念の年に、世界的な服飾コレクションを誇る京都服飾文化研究財団(KCI)が収集してきたアール・デコ期の服飾作品と資料類約200点に、国内外の美術館・博物館や個人所蔵の絵画、版画、工芸品などを加え合計約310点により、現代にも影響を与え続ける100年前の「モード」を紐解きます。
1. ジャンヌ・ランバン イヴニング・ドレス 1920年代前半 京都服飾文化研究財団 撮影:畠山崇|2. ヒール 1925年頃 京都服飾文化研究財団 撮影:畠山崇|3. シャネル イヴニング・ドレス 1928 年 京都服飾文化研究財団 撮影:畠山崇|4. ジャン・パトゥ イヴニング・ドレス 1927年 京都服飾文化研究財団 撮影:来田猛|5. カルティエ製のフルーツサラダ・リング 1930年 国立西洋美術館(橋本コレクション) 撮影:上野則宏|6. ルネ・ラリック アトマイザー「サン・アデュー(さよならは言わない)」ウォルト社 1929年 箱根ラリック美術館|7. ジャクリーヌ・マルヴァル《ヴァーツラフ・ニジンスキーとタマラ・カルサヴィナ》 1910年頃 個人蔵/ジャクリーヌ・マルヴァル委員会(パリ)協力|8. ポール・ポワレ デイ・ドレス 1922年 京都服飾文化研究財団 撮影:林雅之|9. アッシュ・ドゥ・ノリー 帽子 1920年代後半 京都服飾文化研究財団 撮影:林雅之|10. ルースパウダー入りコンパクト 1920年代後半 カネボウ化粧品(アンティークコンパクトコレクション) 撮影:若林勇人|11. ルースパウダー入りコンパクト 1922-1925年 カネボウ化粧品(アンティークコンパクトコレクション) 撮影:若林勇人
みどころ
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                  みどころ 1
ポワレ、ランバン、シャネル、パトゥなどパリ屈指のメゾンが生み出す
1920年代のドレスを多数展覧 - 
                  みどころ 2
世界有数のファッションアーカイヴである京都服飾文化研究財団(KCI)から、アール・デコ期の選りすぐりのドレス約60点と服飾小物(帽子、バッグ、靴など)を一挙公開
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                  みどころ 3
アール・デコ博覧会から100年を記念し、当時の服飾の流行を、
絵画、工芸、グラフィック作品などともに総合的に検証 - 
                  みどころ 4
100年前の活動的な女性を彩ったジュエリー、腕時計、化粧道具(コンパクト)など、現代につながる様々なアイテムが集結
 
基本情報
アール・デコとモード
京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に
        
              - 会期
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2025年10月11日(土)- 2026年1月25日(日)
 
- 開館時間
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10:00-18:00
[1/2を除く金曜日と会期最終週平日、第2水曜日は20:00まで]
- ※入館は閉館の30分前まで
 
 
- 休館日
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祝日・振替休日を除く月曜日、および12/31と1/1
- ただし、トークフリーデーの10/27、11/24と12/29、会期最終週の1/19は開館
 
 
- 主催
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三菱一号館美術館、公益財団法人 京都服飾文化研究財団
 
- 特別協力
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株式会社ワコール
 
- 後援
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在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
 
- 協賛
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DNP大日本印刷
 
- 協力
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日本航空、株式会社 七彩
 
- 会場
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三菱一号館美術館
 
- 観覧料金
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- 一般
 - 2,300円
 
- 大学生・専門学校生
 - 1,300円
 
- 高校生
 - 1,000円
 
- ※価格はすべて税込
 - ※障害者手帳をお持ちの方は半額、付き添いの方1名まで無料
人権週間期間 (12月4日(木)〜10(水))は障害者手帳をお持ちの方と同伴者1名様まで無料となります。
お得なチケット情報の詳細はこちらをご覧ください。 
 
- 電車でお越しの方
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- JR「東京」駅(丸の内南口)徒歩5分
 - JR「有楽町」駅(国際フォーラム口)徒歩6分
 - 東京メトロ千代田線「二重橋前〈丸の内〉」駅(1番出口)徒歩3分
 - 東京メトロ有楽町線「有楽町」駅(D3/D5出口)徒歩6分
 - 都営三田線「日比谷」駅(B7出口)徒歩3分
 - 東京メトロ丸ノ内線「東京」駅(改札口・地下道直結)徒歩6分
 
 
- バスでお越しの方
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最寄の停留所は「東京国際フォーラム前」です。
三菱一号館美術館の正面に停まります。 
- 車でお越しの方
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- 当館専用の駐車場はございません。
 - 駐車場は、丸の内エリア共通サービスで便利でお得な丸の内パークインをご利用ください。
 - 詳細はGoogle Mapをご参照ください。
 
尚、「都心環状線丸の内出口」は2025年4月5日から2035年度まで高速八重洲線の長期通行止めを実施しており利用できません。
https://www.shutoko.jp/ss/nihonbashi-tikaka/yaesurouteclosed/ 
- 雨の日も安心!
便利な地下通路を
ご活用ください - 
                
地下通路なら、日比谷⇆丸の内⇆大手町区間の移動が可能です。
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