10月15日(木)イタリア文化会館-東京にて開催!
「フォンタネージ――イタリアの光・心の風景」展開催記念シンポジウム
アントニオ・フォンタネージ(1818-1882)は、イタリア北部レッジョ・エミリアに生まれ、当地の美術学校で絵画を学びました。第一次イタリア独立戦争に従軍した後、ヨーロッパ各地に滞在し、風景画の制作を続けました。その間、バルビゾン派やターナーなどの影響を受け、ロマン主義的自然主義とも評される独自の風景画を確立しました。1869年には、トリノ・アルベルティーナ美術アカデミーの教授に就任。1876年には、「お雇い外国人」として日本に招聘され、工部美術学校で西洋画の指導にあたりました。フォンタネージによる指導は、近代日本の洋画の発展に大きな影響を与えています。
本シンポジウムでは、展覧会の紹介に続いて3人の専門家が登壇し、フォンタネージの作品とその遺産、日本における絵画教育や洋画への影響について、それぞれの専門的な視点から解説します。
(日伊同時通訳付)

| 開催概要 |
日時:2026年10月15日(木)18時30分(開場18時)
場所:イタリア文化会館ホール(地下2階)
住所:イタリア文化会館
東京都千代田区九段南2-1-30
参加費:無料
言語:日伊同時通訳
主催:イタリア文化会館、三菱一号館美術館、トリノ市立近現代美術館
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| お申込み |
イタリア文化会館-東京 催し物ページ
イベント情報・ご予約受付ページ
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| プログラム |
18:30 開会挨拶 ルカ・マリーニ(イタリア文化会館館長代理)
18:35 イントロダクション 杉山菜穂子(三菱一号館美術館主任学芸員)
18:45 講演 アレッサンドロ・ボッタ(トリノ・アルベルティーナ美術アカデミー教授)
19:05 講演 エレナ・ヴォルパート(トリノ市立近現代美術館キュレーター)
19:25 講演 河上眞理(京都芸術大学教授)
19:45 質疑応答
20:00 閉会
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アレッサンドロ・ボッタ Alessandro Botta
美術史家。トリノ・アルベルティーナ美術アカデミーで現代美術史を教える。また、「現代の創作における新しいメディアおよび批評とキュレーションの実践」の博士課程委員会の委員も務めている。
トリノで学んだ後、ウーディネ大学で現代美術史の博士号を取得。19世紀から20世紀にかけてのイタリア美術を専門とし、美術批評をめぐる諸問題や、造形芸術と文学の関係についても研究してきた。また、両大戦間期のトリノにおける美術界にも研究対象を広げている。
主な著書に、「Illustrazioni incredibili. Alberto Martini e i racconti di Edgar Allan Poe(驚くべき挿絵―アルベルト・マルティーニとエドガー・アラン・ポーの物語)」(Quodlibet、2017年)。教育・研究活動に加え、イタリア国内外の美術館でキュレーションにも携わっている。これまでに、トリノ市立近現代美術館(GAM)、ミラノのスフォルツェスコ城、中国の成都美術館などでの展覧会を手がけている。
エレナ・ヴォルパート Elena Volpato
トリノ市立近現代美術館(GAM)のキュレーターおよびコレクション管理責任者。1999年、イタリアで初めてとなるアーティスト・ビデオの公的コレクション「GAMビデオテーカ」を開設した。2024年には、アーティストによるレコード作品のコレクションも新たに開始している。
2009年からは同美術館のコレクション管理責任者を務め、展覧会の構成や新規収蔵作品の選定に携わっている。また、ベルガモのアカデミア・カッラーラと協働し、美術館の庭園に恒久設置する現代美術作品の委嘱プロジェクトでは、共同キュレーターを務めている。
これまでに数多くの展覧会を監修し、2026年には、学術委員会のメンバーを務めるラ・スペツィアの近現代美術センター(CAMeC)での展覧会「Ripensando il Romanticismo(ロマン主義を再考する)」を監修した。その他、監修した主な展覧会に、「Notti. Cinque secoli di stelle, sogni, pleniluni(夜 ― 500年の星、夢、満月)」(2025年、GAM)、「Luca Bertolo. l’Hésitation(ルカ・ベルトロ - ためらい)」(2024年、欧州現代芸術活動センター(CEAAC、ストラスブール))、「Sul principio di contraddizione(矛盾律について)」(2021年、GAM)、「Tutta la memoria del mondo(世界の記憶、そのすべて)」(2010年、GAM)、「Cronostasi. Tempo filmico, tempo fotografico(クロノスタシス - 映画の時間、写真の時間)」(2009年、GAM)がある。加えて、イアン・キア、マーサ・ロスラー、ディーター・ロート、エヴァ・マリサルディ、パオロ・イカロ、ルイジ・オンターニなどの個展も企画・監修している。
河上 眞理 Kawakami Mari
京都芸術大学教授。
早稲田大学大学院博士課程在学中、1995-96年度イタリア政府奨学金留学生としてヴェネツィア・カ・フォスカリ大学留学、2001年 “Kôbu Bijutsu Gakkô. Relazioni diplomatiche e rapporti artistici tra Italia e Giappone nella storia della prima Scuola Statale di Belle Arti di Tokio (1876-1883)”により同大学から博士号(Dottore di ricerca)取得。
1997年-1999年、在イタリア日本国大使館外務省専門調査員。2007年京都造形芸術大学准教授、2018年教授、2020年京都芸術大学教授。
単書に『工部美術学校の研究―イタリア王国の美術外交と日本―』(中央公論美術出版、2011年)、共著に『松岡壽研究』(中央公論美術出版、2002年)『辰野金吾 美術は建築に応用されざるべからず』(ミネルヴァ書房、2015年、2017年日本建築学会著作賞受賞)。
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| サムネイル画像クレジット |
アントニオ・フォンタネージ《朝》1855‒1858年 油彩/厚紙に貼った紙 トリノ市立近現代美術館
Torino, GAM – Galleria Civica d’Arte Moderna e Contemporanea. Courtesy Fondazione Torino Musei
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