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三菱一号館美術館2024 年11 月23 日(土)再開館!

「再開館記念―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」展(仮称)を開催!
三菱一号館美術館(東京・丸の内※設備入替および建物メンテナンスのため⾧期休館中)は、2024 年11 月23日(土)に再開館し2025 年1 月26 日(日)まで「再開館記念―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」展(仮称)を開催いたします。
本展は、19 世紀末のパリで活躍したアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)の多彩な版画・ポスターの表現にフォーカスし、当館のコレクションを中心にフランス国立図書館所蔵のロートレック作品と併せて展覧します。また、フランスを代表する現代アーティストのソフィ・カル(1953- )が当館のコレクションの中からオディロン・ルドンの《グラン・ブーケ(大きな花束)》に着想を得て制作、当館に新たに寄贈された作品を世界初公開します。

【トゥールーズ・ロートレックのみどころ】

① 三菱一号館美術館が所蔵するトゥールーズ=ロートレック コレクションから13 年ぶりにポスター全32 点を一挙公開。
② フランス国立図書館と当館が所蔵する《ロイ・フラー嬢》10 点により1 点1 点違う色の刷りを鑑賞できる貴重な機会。
③ トゥールーズ=ロートレックの代表的な版画集を展示。フランス国立図書館所蔵品と併せてリトグラフ(石版印刷)の刷りのステップを鑑賞できる。

【ソフィ・カルのみどころ】

① 2020 年コロナ禍でソフィ・カルの来日が叶わず中止となったコラボレーション展示が4 年の年月を経て実現へ。三菱一号館美術館として初めて現存作家の展覧会となる。
② 三菱一号館美術館新収蔵品で、当館が所蔵するオディロン・ルドン《グラン・ブーケ(大きな花束)》に着想を得た新作《グラン・ブーケ》を初めて公開。
③ ソフィ・カルの代表的なシリーズ《なぜなら》、《あなたは何が見えますか?》、《盗まれた絵画》、《フランク・ゲーリーへのオマージュ》からおよそ40 点を展示予定。

[ソフィ・カル プロフィール]

 

1953 年、パリ生まれ。10 代の終わりから 7 年もの間放浪生活を送り、26 歳でパリに戻る。その頃より制作を始め、1980 年より展覧会へ出品。以後、ロンドンのテート・ ギャラリー(1998 年)やパリのポンピドゥーセンター(2003 年)での個展の他、各国の主要美術館にて個展を開催。第 52 回ヴェネチアビエンナーレ(2007 年)フランス館代表のアーティストに選出された。日本では、原美術館にて開催された「限局性激痛」(1999 年)や豊田市美術館(2003 年)での個展開催の他、2019 年には渋谷スクランブル交差点の街頭ビジョンにて映像作品《海を見る》(2011)が上映された。2023 年秋にはパリのピカソ美術館にて個展を開催。著書に『本当の話』(平凡社、1999)がある。

 

 

 

  

(画像クレジット)

上から

Sophie Calle  Photographie d’Yves Géant

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ》1891 年 リトグラフ 193.8×119.3 ㎝

オディロン・ルドン《グラン・ブーケ(大きな花束)》1901 年 パステル/カンヴァス 248.3 x 162.9cm

ソフィ・カル《危険》 2018 年 写真/刺繍された布/額 39×49cm
Sophie Calle / © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2023G3368 / Photographer : Claire Dorn Courtesy the artist & Perrotin.

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