音声ガイドアプリ

ナビゲーターは津田健次郎さんに決定!
ヴァロットンの「黒」と「白」の
不思議な世界へご案内します。

ナビゲーター津田 健次郎

アニメ、洋画吹替、ナレーターなどの声優業・舞台や映像の俳優業を中心に、映像監督や作品プロデュースなど幅広く活動。第十五回(2020年度)声優アワード主演男優賞受賞。近年の代表作に、NHK連続テレビ小説「エール」語り、アニメ「呪術廻戦」七海建人役など他多数。

津田 健次郎

試聴

※本音声のダウンロードを禁止とします※

配信価格
800円(税込)
配信期間
2022年10月下旬 〜 2023年1月29日予定
音声ガイドアプリ
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空間音響技術「Re:Sense™」
について
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<「聞く」ものを、「体験する」ものへ変える技術>
クレプシードラ ※ 独自の空間音響技術
『Re:Sense™️(リセンス)』は、まるで「今この場で起こっているかのような」音声コンテンツを創り出し、音の臨場感・質感・人の気配感を忠実に再現します。
360度あらゆる方向からの音の到来や、遠近感までも繊細に再現した最新の空間音響で、AR(拡張現実)音声ガイドの新しい体験をお楽しみください。

2020年に設立された空間音響技術のスタートアップ企業。 独自の空間音響収録・再生技術及びAI等を用いた新規開発技術(*特許出願済)により、大胆かつ繊細なクオリティーの空間音響体験を提供するイノベーター。

音声ガイド企画・制作
(株)アコースティガイド・ジャパン
音声ガイドに関するお問い合わせ
(株)アコースティガイド・ジャパン
03-5771-4083(平日10:30 − 18:00)
support@acoustiguide.co.jp

「ヴァロットン―黒と白」
音声ガイド津田健次郎さんインタビュー

  1. Q1

    本展の音声ガイドを収録されて、ヴァロットンの人物像や作品について、
    どのような印象を持たれましたか?

    これまでヴァロットンのことは知りませんでしたが、とてもオシャレなイメージを持ちました。特に黒と白の版画は現代的なので、100年以上前の画家とは驚きました。画家としても強い独自性を感じます。それまでの絵画の流れも汲みつつ、そこから逸脱し、ひとりで新しい世界を構築していく。当時としては異端なのではないでしょうか。また、作家性が強い作品も残しつつ、雑誌の表紙のデザインなど商業としても成功していて、その両面を持っているのはなかなか珍しい。そういう意味でもすごく面白いタイプの画家だと思います。

  2. Q2

    今回、「ナビゲーター」と「謎の案内人」という一人二役を演じて
    いただくにあたり、意識されたことはありますか?

    ナビゲーションは情報が大切なので、できるだけ丁寧に読みました。「謎の案内人」の方はよりフラットに。お客様と一緒に絵画を見ていくという空気感も含めて柔らかさを意識しました。なんとなく思い浮かべた人物像は、猫を連れた紳士的な男性で、でもカッチリしすぎない感じ。タキシードを少し着崩したようなイメージです。

  3. Q3

    ヴァロットンは都市生活を観察し、写真で切り取ったかのような視点を作品に落とし込んでいます。津田さんも写真がお好きなのではとお見受けしましたが、津田さんが写真を撮りたくなるのはどんな瞬間ですか? *津田さんのインスタグラム@2_da_ken

    はい。写真は好きです。人物を撮ることもありますが、スナップ写真がメインです。光の具合や情景など、街を歩いていて気に なったものがあれば、ただただシャッターを押しています。普通に歩いていると見逃してしまうようなものも、カメラを一台持ってぶらぶら歩くだけで、自分のセンサーに引っ掛かりやすくなりますね。完全に趣味なので、より純粋に、ラフに撮っています。

  4. Q4

    ヴァロットン作品の中で、お気に入りの1点を教えてください。

    連作〈アンティミテ〉は、シリーズとして面白いですね。中でも《お金》は、黒い影の部分がこんなにも多く、大胆な構図に驚かされます。文字を載せたくなるようなデザインです。僕は写真家のソール・ライターが好きなのですが、この作品の影の多さはまさにソール・ライター!彼の写真はスナップショットでありながら構図が優先されていて、とても絵画的。ナビ派の作品と共通するものがあると思います。

    (2014年に開催した「ヴァロットン展」の図録をご覧になる津田さん)

    この《ボール》*の女の子の動きがある感じは、浮世絵の影響も感じますね。僕は浮世絵、中でも北斎が大好きなんです。若い頃は印象派が好きだったのですが、浮世絵に影響を受けたと知って、浮世絵も好きになりました。
    ヴァロットンも北斎漫画から影響を受けているそうですが、《学生たちのデモ行進》は特にそれを感じます。

    *オルセー美術館が所蔵するヴァロットンの油彩画。2014年に三菱一号館美術館で開催した「ヴァロットン展」のメインビジュアルに使用された作品。本展覧会には出品されません。

    お金(アンティミテ Ⅴ)
    《お金(アンティミテ Ⅴ)》
    1898年 木版、紙
    17.9×22.6cm
    三菱一号館美術館
    「ヴァロットン展」ポスター
    2014年に開催した「ヴァロットン展」ポスター
    学生たちのデモ行進(息づく街パリV)
    《学生たちのデモ行進(息づく街パリV)》1893年 ジンコグラフ 22.3×31.2cm 三菱一号館美術館蔵
  5. Q5

    展覧会を楽しみにされているお客様へ、メッセージをお願いします。

    ヴァロットンの作品は、とてもデザイン的なオシャレさもあれば、風刺画としての面白さ、現代の漫画に通じるところもあるし、アートとしての魅力もある。とても幅広い画家なので、色んな方に楽しんでいただける展覧会になるような気がします。しかも、(初期の墨摺りの)浮世絵に見られるように、「黒と白」はどちらかというと日本が得意とするもの。それを逆輸入しているようにも感じます。浮世絵好きの方にも楽しんでいただけるような、浮世絵との共通項も見出せる展覧会になっているのではないでしょうか。是非ご覧くださいませ!