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さあ、こどもに戻ろう。

開館10周年記念

画家が見た こども展 ゴッホ、ボナール、ヴュイヤール、ドニ、ヴァロットン

2020年2月15日(土)〜6月7日(日)

三菱一号館美術館

主催:三菱一号館美術館、ボナール美術館(フランス、ル・カネ)、日本経済新聞社 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本 協賛:大日本印刷 協力:日本航空、ヤマトグローバルロジスティクスジャパン株式会社

【重要】臨時休館のお知らせ【2020年2月28日~3月16日】

さあ、こどもに戻ろう。

スペシャル 三菱一号館美術館は4月6日(月)で開館10周年を迎えます
スペシャル 三菱一号館美術館は4月6日(月)で開館10周年を迎えます
本展の見どころ Highlights

本展の概要
Overview

2020年に開館10年目を迎える三菱一号館美術館は、丸の内に位置する美術館として都市と芸術のかかわりにスポットをあてた企画や、建物の特性を活かした親密なテーマによる展覧会を数多く開催してきました。10周年を記念する本展では、19世紀末パリの前衛芸術家グループ「ナビ派」の画家たちが追求した親密なテーマの中から「子ども」に焦点をあて、都市生活や近代芸術と「子ども」との関係を検証します。フランス、ル・カネのボナール美術館の全面協力のもと、国内外の美術館および当館の所蔵品から、ボナール、ヴァロットン、ドニ、ヴュイヤールらナビ派を中心とした油彩・版画・素描・挿絵本・写真等約100点により展覧します。

ボナール美術館とは
(南フランス、ル・カネ Le Cannet)www.museebonnard.fr

2011年6月に、映画祭で有名なカンヌからほど近い南仏、ル・カネに開館した世界初のボナールの美術館。ル・カネは、ボナールが晩年を過ごし、制作活動を行った特別な場所。現在、ボナールのル・カネ時代の作品を中心に、約150点(寄託作品含む)のコレクションを所蔵。1年のうち数カ月を「企画展」、それ以外の期間を「コレクション展示期間」として所蔵作品を展示。

三菱一号館美術館
館長 高橋明也

西洋美術の歴史において「子ども」は、宗教画にみられる幼子キリストや天使たち、ブリューゲルらのフランドル系の風俗画を除けば、その世界が絵画の中心的テーマになることはあまりありませんでした。それが、18世紀のロココ時代、19世紀のロマン主義時代を経て、ベラスケスやシャルダンのように、子どもたちの無垢な姿が画題としてとりあげられるようになります。そこには、ルソーによる哲学的な考察を経て、ロマン主義的観点から子どもが単に「小さな大人」ではなく、大人とは異なる純粋で崇高な存在として捉えられるようになる、近代における「子ども観」の大きな変化がありました。

こうした潮流の中で、ゴッホやゴーガンをはじめ、近代の画家たちが子どもに向ける眼差しもまた大きく変化します。とりわけ親密さや素朴さを追求したナビ派の画家たちにとって「子ども」は最も身近かつ深遠な芸術のインスピレーション源のひとつとなったのです。新たな時代の芸術を模索するナビ派の画家たちの眼に映る「子ども」は、近代都市生活の体現者であると同時に、それと対峙する夢のような幻想世界や親密な内面性の象徴でもあります。彼らは、画家たちの前で天使のような可愛らしさを振りまいたかと思うと、現実の辛辣な傍観者となって姿を現したりもするのです。

日常をとりまくささやかな情景を、フラットで素朴かつ洗練された画面構成で描いたナビ派の画家たちが好んだテーマやジャンル―街路、庭、室内、挿絵や写真―そのあらゆる場面に登場し、さまざまな姿を見せる子どもたち。画家の目を通じて活き活きと描き出される子どもたちの姿は、絵を観る私たちを失われた子ども時代にふたたび誘うことでしょう。

Overview 本展の概要

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[TOPページ画像]

フィンセント・ファン・ゴッホ 《マルセル・ルーランの肖像》
1888年 油彩/カンヴァス
アムステルダム、ファン・ゴッホ美術館蔵
Van Gogh Museum, Amsterdam (Vincent van Gogh Foundation)

モーリス・ドニ 《赤いエプロンドレスを着た子ども》
1897年 油彩/厚紙 個人蔵

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