All About MARIANO FORTUNY マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展 Sat. 6 JUL - Sun. 6 OCT., 2019

Audio Guide 音声ガイド

ヴェネツィアの“魔術師”の足跡をたどる

ゴンドラの船頭として、俳優の竜星 涼(りゅうせい りょう)さんがご案内します。

プログラム
日本語・English※英語版はナビゲーターと解説者は変わりますが、
貸出料は同額でご用意しております。
BGM
フォルチュニが愛した
ワーグナーの名曲
番外編
館長・高橋明也、
ならびに担当学芸員による解説
貸出料金
550円(税込)※お一人様1台につき

耳の不自由なお客様へ:1部550円(税込)で、文字原稿の貸出をしています。

マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展 竜星 涼さん インタビュー

  • 音声ガイドナビゲーター 初挑戦!

    「展覧会の音声ガイドナビゲーターを務めるのは人生で初めての経験。声を活かしたお仕事は好きなので、普段から機会があれば挑戦したいと思っていました。「マリアノ・フォルチュニ展」のナビゲーターのお話を頂き是非やってみたい!と思いお引き受けしました。
    収録を終えた今、カタカナが多くイントネーションに気を付けながらのレコーディングは、想像していたよりも難しい作業でしたが、やり甲斐はありました。
    また今回は、声を吹き込むだけでなく、ヴェネツィアのゴンドリエールに扮してご案内させて頂くので、船頭になった気分で役を作り込むところは、楽しみながら演じさせていただきました。」

  • マリアノ・フォルチュニと重ねて

    「フォルチュニの『デルフォス』は知っていましたが、事前に本や資料を拝見して、お洋服だけでなくフォルチュニ自身がアートや演劇から受けた様々な影響をデザインに落とし込んでいることがよく解りました。
    ファッションデザイナーの方々とお仕事させて頂いた経験から、皆さん本当に様々なものに目を向け、興味を持ち、シーズン毎にイマジネーションをアウトプットし続けている様子を間近で見ていると、「これは自分にはできない」とデザイナーさんには尊敬の念しかありません。
    しかし、自分に服作りはできなくても、好奇心を持って学ぶ姿勢はデザイナーさんと変わらないと思っています。自分が吸収した全てのことは役者の仕事につながると思っているので、『総合芸術』を追求しようとしたフォルチュニの飽くなき探究心に「やっぱり!」共鳴することがたくさんありました。」

  • 普遍と挑戦

    「音声ガイドでご紹介する作品に、着物、型紙、ジャポニスムに関するものがあります。極東の日本に関心を持ってもらえて、日本人として嬉しく思いました。
    フォルチュニが世に送り出した服飾の中で、着物やアラブの民族衣装からインスピレーションを受けたものは、古いどころか、今見ても新しく感じます。
    ファッションは消費物で、シーズンが終わるとガラッと流行が変わってしまう世の中です。それを否定はしませんが、色々のものを見て審美眼を養い、普遍的なものを残したいという気持ちは強く持っています。
    フォルチュニのデザインは、オリエンタルなデザインを保ち続け、いわゆる『流行』があまり感じられません。率直に「お客さんに媚びていないな」と思いました。
    舞台に立つと、難しい場面ほど「お客さんについてきて欲しい。届いて欲しい!」という思いに駆られ、それこそが自分の挑戦の場面であるのですが…、デザイナーと役者でジャンルは違っても、フォルチュニの“扉をノックして新しいことに挑戦し続ける姿勢”、“迎合せず共感を得ていく力”、これは憧れのスタイルであるし、見習うべき点だと思いました。」

  • フォルチュニに注文??

    「フォルチュニにベルベットで洋服を作ってもらうなら?これは事前に質問を頂いていたので考えてきました。
    伸縮性のあるベルベット生地で上下黒のセットアップの「ジャージ」を作って頂けたら嬉しいですね。ベルベットはエレガントの代名詞のような素材なので、品の良い「ジャージ」です。フォルチュニが得意とした型染めで黒地に黒のプリントを施してもらうと、光の加減で角度によって豪華なお花柄が浮き上がって見えたら最高にオシャレなのではないかと!
    これを考えれば考えるほど欲しくなってきて、困りますね(笑)。」

  • 竜星さんからのメッセージ

    「今は、私も「マリアノ・フォルチュニ展」を楽しみにしている人の中の一人です。
    常日頃、多くの物にふれて、自分がいいなと思うものに出会えたら幸せを感じます。絵画や写真からは色彩について学ぶことが多く、特に色彩は見ないことには始まらないし、見れば見た分だけセンスが磨かれていくものだと思います。フォルチュニ展でも感性を刺激する作品や色彩に出会えるだろうと期待が膨らみます。
    今回、フォルチュニがデザイナーというだけでなく、生涯多くのことを学び、探求し続けたクリエイターだと知り、ナビゲーターとして、その内なる情熱もお届けできたらという気持ちで挑みました。是非ご一緒にフォルチュニを巡る旅をお楽しみに頂けたら幸いです。」