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館長のミレー展鑑賞ポイント解説

当館で10月17日(金)から開催予定の、 「ボストン美術館 ミレー展― 傑作の数々と画家の真実」
について、館長の高橋明也がFacebook「MEET at Marunouchi」にてその魅力をご紹介しております。

Q:当館ならではの絵の見どころはどういったものでしょうか?

A:絵画を身近な距離で鑑賞できるという当館の特徴を利用して、細部までしっかりと見て欲しいです。
細かく描いているようにみえて、じつは単純化されており、自由なタッチは印象派に近いものがあります。

―なるほど、個人の邸宅のような空間で作品を鑑賞することが出来ますので、
ミレーの作品をより身近に感じられ、新しい発見があるかもしれません。
どんな作品もそうだとは思いますが、ミレー作品は特に、印刷物と実際の作品では、
印象が違って感じられるという事でした。既によく知られている画家ではありますが、
この機会に本物をご覧いただいて、ミレーを再発見してみてください。

10月20日配信予定の当館メールマガジンでも、高橋館長がミレーについて語りますので、
ぜひこちらから当館のメールマガジンにご登録ください。
種をまく人ジャン=フランソワ・ミレー《 種をまく人》
1850年、油彩・カンヴァス、101.6×82.6cm
Gift of Quincy Adams Shaw through Quincy Adams Shaw, Jr.,
and Mrs. Marian Shaw Haughton 17.1485

次回は読書の秋にちなんで、ミレーと本のお話です。

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