「新しい私 書店」ゲストに森北伸さん登場!現在十和田市現代美術館にて、初の個展開催中!
皆さま、こんにちは。
本日は12月公開予定の「新しい私 書店」にゲストとしてご登場くださる、森北伸さんの展覧会情報をお知らせします。現在「 遠くからでも見える人 ̶ 森北 伸 展 絵画と彫刻 」展を、青森県の十和田市現代美術館にて開催しています。(2018年1月28日まで)初の個展とのことですので、気になった方は、ぜひ展覧会にお運びください。
森北さんの「新しい私に出会う」きっかけとなった本と、これから社会に出る方に向けた「社会に出る私」も12月中に公開しますので、こちらもお楽しみに!!
<展覧会概要>
「 遠くからでも見える人 ̶ 森北 伸 展 絵画と彫刻 」
【会 期】2017 年10 月7 日(土)- 2018 年1 月28 日(日)
【開館時間】9:00-17:00(入場は閉館の30 分前まで)
【休 館 日】月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日)ただし、2018 年1 月8 日(月)は開館。
2017年12月25日(月)~2018 年1 月1 日(月)は年末年始休館。
【会 場】十和田市現代美術館
【観 覧 料】企画展+ 常設展セット券1000 円。企画展の個別料金は一般600 円。
団体(20 名以上)100 円引。高校生以下無料。
【主 催】十和田市現代美術館
【後 援】東奥日報社、デーリー東北新聞社、青森放送、青森テレビ、青森朝日放送、
十和田市教育委員会
<本展のみどころ>
十和田市現代美術館の常設作品《フライングマン・アンド・ハンター》の作者、森北伸の初個展となる展覧会を開催いたします。過去作品から最新作まで、彫刻、絵画、インスタレーションなど多彩な表現の作品を11 点出品しています。新作の大型彫刻、世界を俯瞰するような原始的な絵画、ミクロの平面世界から人型の像が立ち上がるような立体は、音も体感できるインスタレーションです。
《フライングマン・アンド・ハンター》の物語や、家、世界の起源など、想像力を喚起する本展にご期待ください。
<森北さんからのメッセージ>
「紙の上で自由に線を引いて絵を描きたい。その紙をクシャクシャにして立ち上げたものを彫刻にしたい。そしてその彫刻の影をまた絵にしたい。」確か20 代後半から考え実践していた事です。そしてその頃から人の形が作品に自然と多く出てきました。
幼少の頃、アメリカの宇宙探査機コロンビアに搭載された金属板(人類からのメッセージを絵にしたもの)の存在を知り、とてもワクワクとしたのを覚えています。その金属板の絵には、裸の男女、太陽系、水素原子の概念図など、全てにおいて具体的な意味を含ませ描かれていますが、その絵の内容について地球外知的生命体ならず、人にとっても解読不能なことが多いと当時から指摘されています。僕にとって今を生きる以上、今のことしか作品として表現が出来ないと考えていますが、出来れば「遠くからでも見える人」に見て欲しいと願っています。そして「遠くからでも見える人」にとって僕自身が「遠くからでも見える人」なのかもしれません。
<森北 伸(もりきた・しん)プロフィール>
1969 年愛知県生まれ、愛知県立芸術大学美術学部彫刻専攻卒業、岐阜県多治見市在住。人や家などをモチーフとし、絵画や彫刻作品を制作。2009 年「Kami 静と動 現代日本の美術」ザクセン州立美術館(ドイツ/ドレスデン)、2016 年「あいちトリエンナーレ2016: 虹のキャラヴァンサライ」(愛知芸術文化センター、名古屋 ほか)、2017 年「so alone」ケンジタキギャラリー(東京)など、国内外の展覧会で作品を発表している。十和田市現代美術館では、四肢をのばして浮かぶ人型の彫刻と、それをユーモラスな仕草で眺める人型の彫刻《フライングマン・アンド・ハンター》を常設展示。
<フライングマン・アンド・ハンターについて>
まるでビルの谷間のような三角形のスリット状の空間に、二体の人物で構成した彫刻作品を設置しました。そのうちの一体は、建物の間で手足をつっぱるように広げ、滑稽な姿で空を飛んでいます。もう一方は、そうした様子をユーモラスな仕草で橋の上から眺め、彼をつかまえようとしている風にも、また、嘲笑っているかのようにも見えます。
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