英国の朝食/イングリッシュ・ブレックファスト
ジュリア・マーガレット・キャメロンの母国である英国と日本には、さまざまな共通点があります。
島国であること、大陸のお隣であること、お茶を愛すること、車が右ハンドルであることなど。
そして、大きな共通点があります。それは、しっかりと朝食をとること!
(最近はそうでない方も多いのかもしれませんが。)
英国とは英仏海峡をはさんでお隣の国のフランスでは、朝食にはコーヒーかカフェオレ、フランスパンにバター、
ジャムを塗ったタルティーヌと呼ばれるもの、少々贅沢にしてもクロワッサンくらいで、手早く済ませます。
イタリアでは出勤途中にバルでエスプレッソを立ち飲みだけ、という人も多いのです。
しかし、英国では、伝統的に朝からきちんといろいろな種類の食品をたくさん摂ります。
いわゆる「イングリッシュ・ブレックファスト」
目玉焼きかスクランブルエッグなどの卵料理、厚切りのベーコン、ハム、ソーセージ、白インゲン豆のトマト煮、
焼きトマト、キノコのバター焼き。これに豚の血と脂をオートミールと煮込んで固めたプディングが付くことも
あります。盛りだくさんのお皿に添えるのはトーストです。薄切りのパンをカリカリに焼いて、バターとジャム
を付けます。パンはフライパンを使ってバター煮のようになっていることも。もちろん紅茶と共に頂きます。
慣れないうちはバター過多で驚きますが、とても美味しい朝食です。
地方へ行けばキノコの種類や大きさが変わるなど、なかなか地方色豊かで、旅行をすると毎朝が楽しみです。
上記の写真はウェスト・ミッドランド地方の宿で出されたもので、比較的田舎風です。
直径30センチ以上のお皿で供される朝ごはん、食べ過ぎにはくれぐれもご注意ください!
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