キャメロン展にちなみ、英国文化をご紹介します。「ナショナルクリームティーデー!」
7月2日より開幕する19世紀の英国の写真家、ジュリア・マーガレット・キャメロンの展覧会にちなみ、
今回は英国の代表的なお茶の形を一つご紹介します。それは「クリームティー」です!
英国では、今年の6月24日は第2回のナショナルクリームティーデーだそうです。
クリームティーとは一体なんのことでしょう?紅茶に生クリームをたっぷり入れたもの?
いえいえ、写真をご覧ください。クリームティーとはこんなすてきなお茶のセットのこと。
ポットで淹れた紅茶と、クロテッドクリームとジャムをたっぷり塗ったスコーンのセットです。
スコーンはナイフか手で上下二つに割り、クリームがスコーンに吸い込まれないよう、まずジャム、
次にとろりと濃厚なクロテッドクリームをたっぷり塗ります。クロテッドクリームは勿論デヴォン州製を。
スコーンは手で口まで運びます。フォークは使いません!
写真はロンドンのホテルで出されたクリームティーです。
ナイフは見えますが、フォークは付いていませんね。
クリームティーは、サンドイッチ、スコーン、焼き菓子などが三段重ねのプレートに盛り付けられた
アフタヌーンティーほど重くなく、値段も手頃なので、英国を旅行すれば本当にいろいろなところで
お目にかかります。街角のティーハウスだけでなく、美術館、博物館のカフェにも。
キャメロン作品がやってくるヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の、
中庭の見えるカフェで休憩しながらのクリームティーはおすすめです。
たっぷり手のひらサイズのスコーンとポットに入った濃い目のお茶で、お腹もいっぱいです。
英国人は大の紅茶好きです。我らがキャメロンも朝から晩まで紅茶を楽しんだことでしょう。
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