三菱一号館美術館公式ブログ | 新しい私に出会う、三菱一号館美術館

三菱一号館美術館

三菱一号館美術館 公式ブログ

三菱一号館美術館 公式ブログ

プラド美術館展《眠る幼子イエスを藁の上に横たえる聖母》について

皆様、こんにちは。本日はクリスマスです!
クリスマスは、キリスト教では救世主イエスが産まれたとされている日です。
もっとも近年の研究ではイエスは冬産まれではないとされているようなのですが。

残念ながら、プラド美術館展ではイエスが生まれたことを描く「キリスト降誕」という名前の作品はありません。
一番近いのはおそらくカルロ・マラッティ(1625~1713)の《眠る幼子イエスを藁の上に横たえる聖母》でしょう。
新約聖書に四つある福音書のうちのひとつ『ルカによる福音書』では、母マリアは旅の途上で子どもを産み、
幼子は飼い葉桶に寝かされた、と書かれています。 マラッティの作品に描かれた、慈愛に満ちた母マリアが
幼子イエスを藁の上に寝かせるさまは、福音書の記述を想起させます。

《眠る幼子イエスを藁の上に横たえる聖母》を探しにご来館ください!
ぷらどちらし

公式ブログトップへ

Categories

Archives