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内田早紀さんの個展「かくれんぼする小さな夢」を終えて

当館に併設する歴史資料室にて、「アートアワードトーキョー丸の内2021」にて三菱地所賞を受賞された、内田早紀さんの個展「かくれんぼする小さな夢」を開催いたしました。[会期:2022年2月22日(火)~3月13日(日)]
内田さんに、本展の感想や今後の展開について、コメントをいただきましたのでご紹介します。

―今回の個展で表現したこと、伝えたいことを教えてください。
歴史資料室はすてきな家具や装飾がたくさんあるので、いろいろな“なかま”たちが、そこでかくれんぼをしてあそんでいます。
明治のサラリーマンを重役の机の持ち主にして、彼が今でも机を使ってたら。
建物を設計したコンドルさんがかくれんぼの鬼だったら。
など遊びながら展示を作りました。

―今回の展示を終えてみての感想や、コメントがありましたらお願いします。
一度現れると、今いなくても、ふしぎなものがいるように見えて、すこしでも面白く生きられるかもしれません。
いつもあるく道になにかが落ちていると、おもしろくなってくるようなことです。
誰かのなにかになっていればうれしいです。
机の足の裏のちいさならくがきまで見つけてくれた友人には感謝です。

全体を窓側から見る

―これからの活動や抱負について

ぜんぶの荷物が帰ってきて、とにかくはちゃめちゃです。
そしてくたびれました。
それを片付けたらアーティストインレジデンスなどに応募して旅をしたいです。
展示後の作品の置き場所と、処分するものを少なくする課題もクリアしたいです。

暖炉の煤から見つかった王様のマスク。昔は金ぴかだったはず

撮影:木奥惠三(本掲載画像すべて)

 

内田さんの活動は、こちらのサイトに掲載されるとのこと、
ぜひご覧ください!https://omendaisuki.wixsite.com/omen

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