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「フランス映画祭2015」のおしらせ

皆様こんにちは。
三菱一号館美術館はお陰様で、ワシントンン・ナショナル・ギャラリー展を無事に終了し、
「画鬼・暁斎―KYOSAI 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」展準備のため休館中です。

本日は、当館ともつながりの深い国であるフランスの映画を扱った、「フランス映画祭2015」
ご紹介いたします。
美術館での絵画鑑賞はもちろんのこと、映画も大好き!という方も多くいらっしゃることと思います。
本イベントはフランス映画に特化した映画祭です。短い期間ですが注目作品が一堂に会す機会ですし、
フランスからの来日ゲストによる関連イベントもございます。

20150612

上映される予定の映画の中で、当館館長・高橋からは≪ボヴァリー夫人とパン屋≫について、
「軽やかに日常が描かれているが、ときおり人生は『ほのぼのとして残酷』と感じられる場面がある」
という感想がありました。「ほのぼの」と「残酷」とは何とも相反するイメージですが、
この映画の魅力のようです。実際にご覧になってお確かめ下さい。

またフランスといえば、今年は当館ともご縁のある「ベルト・モリゾ」の没後120周年記念です。
残念ながら「フランス映画祭 2015」では上映されませんが、彼女を主人公として描かれた映画、
「画家モリゾ、マネが描いた美女~名画に隠された秘密」も上映されております。
ベルト・モリゾは当館開館記念展「マネとモダン・パリ」でポスターやチラシの
メインビジュアルとして登場した女性です。

無題

彼女はモデルとしてだけではなく、自身も画家として筆をとっておりました。
この映画ではマネとの関係性も描かれており、館長の高橋曰く、
「この映画の見どころの一つは、マネとモリゾの関係です」とのことなので、
マネ展を思い出しつつ、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

20150618 映画ベルトモリゾ

次回暁斎展も、河鍋暁斎とジョサイア・コンドルの二人の関係性が大きなポイントです。
二人がどのような関係だったかご興味のある方はこちらからご確認下さい。

◆フランス映画祭2015 について
詳細はこちらからご確認下さい。

◆「画家モリゾ、マネが描いた美女~名画に隠された秘密」について
詳細はこちらからご確認下さい。

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