三菱一号館美術館ニュース | 新しい私に出会う、三菱一号館美術館

三菱一号館美術館

美術館ニュース

2024年1月31日

三菱一号館美術館 館長交代のお知らせ

三菱一号館美術館は、このたび2024年4月1日付で館長を交代しますのでお知らせいたします。

現館長の木村惠司は退任し、新館長には池田祐子が就任いたします。

 

新たに館長に就任する池田祐子は、京都国立近代美術館・国立西洋美術館主任研究員を経て、現在京都国立近代美術館副館長兼学芸課長を務めています。ドイツ(語圏)近代美術・デザイン史を専門とし、2022年に当館で開催した「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」展を監修しました。主な展覧会企画に、上記「上野リチ」展(2021-22年)、「京都国立近代美術館所蔵 世紀末ウィーンのグラフィック―デザインそして生活の刷新にむけて」(2019年)、「KATAGAMI Style」(2012年)、「パウル・クレー―おわらないアトリエ」(2011年)ほか多数、最近の著書・論文に、担当展図録のほか、「分離派の誕生―ミュンヘン、ベルリンそしてウィーン」(田路貴浩(編)『分離派建築会―日本のモダニズム建築誕生』京都大学学術出版会、2020年)、編著書『西洋近代の都市と芸術4 ウィーン―総合芸術に宿る夢』(竹林舎、2016年)、「グロピウス:芸術と産業をめぐる華麗なる一族―ディオラマ、工芸博物館、そしてバウハウス」(尾関幸編『西洋近代の都市と芸術5 ベルリン―砂上のメトロポール』竹林舎、2015年)などがあります。

※詳細は、新館長就任時に改めてお知らせいたします。

 

尚、当館は本年秋に設備入替および建物メンテナンスによる長期休館を終え、2024年11月23日から2025年1月26日まで「再開館記念―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」展(仮称)を開催いたします。

2024年1月26日

「新しい私 書店」 7周年を記念し本に合わせてコーヒーを楽しめるリアルイベント 「新しい私に出会うカフェ」が期間限定で登場

三菱一号館美術館が運営する架空の本屋さん「新しい私 書店」7周年を記念し本に合わせてコーヒーを楽しめるリアルイベント「新しい私に出会うカフェ」が期間限定で登場
~ 吉祥寺・下北沢の人気店「LIGHT UP COFFEE」とコラボ!本/コーヒーのプロによる推薦書籍を毎週公開!~

 

三菱一号館美術館(東京・丸の内)がWEBサイト上で展開する架空の本屋さん「新しい私 書店」は、2024年3月1日に開設7周年を迎えます。これまでの感謝の気持ちを込めて、7周年特別企画を1月26日(金)~3月10日(日)の期間限定で実施いたします。
特別企画では「#本とコーヒーと新しい私」をテーマに3つの特別企画を開催します。期間中の毎週金曜日に“気になるあの人”として本のプロ・コーヒーのプロによる選書を公開します。さらに本に合わせたスペシャリ ティコーヒーを楽しめる「新しい私に出会うカフェ」が丸の内と有楽町に登場し、2月9日(金)~3月9日(土)の期間限定でお楽しみいただけます。「新しい私 書店」URL:https://mimt.jp/book/

7周年を迎える「新しい私 書店」
三菱一号館美術館では2015年より「新しい私に出会う、三菱一号館美術館」をブランドスローガンに掲げています。本スローガンのもと、「新しい私に出会う」きっかけを様々な角度から発信する目的で、2017年3月1日より架空の本屋さん「新しい私 書店」を協力書店さんとともに運営しています。「新しい私 書店」では、「挑戦する私」「癒されたい私」など様々なテーマを設定し、連携する書店やゲストによってセレクトされた書籍を書評とともに紹介しています。この度、2024年3月1日に「新しい私 書店」が7周年を迎えるにあたり、「#本とコーヒーと新しい私」をテーマに特別企画を展開します。

#本とコーヒーと新しい私 をテーマに、3つの特別企画を開催!

1. “気になるあの人”の選書を毎週公開
1月26日(金)~3月8日(金)の期間中、毎週金曜日に本やコーヒーのプロによる新たな選書を「新しい私  書店」で公開します。また丸善 丸の内本店、紀伊國屋書店 大手町ビル店、Marunouchi Happ.STOREの協力のもと、店頭でも書籍を販売するリアル新しい私 書店として「#本とコーヒーと新しい私 フェア」を開催します。 ※金曜日が祝日の場合は木曜日

選書テーマ
「新しい私に出会う」、「コーヒーと私」

選書パートナー(コーヒーのプロ/本のプロ)

辻山良雄氏(Title)
川野優馬氏(LIGHT UP COFFEE)
コクテール堂
Marunouchi Happ.
Slit Park YURAKUCHO
丸善 丸の内本店
紀伊國屋書店 大手町ビル店


【「新しい私 書店」での選書公開】

期間:2024年1月26日(金)~3月8日(金)の毎週金曜日
場所:WEBサイト上 https://mimt.jp/book/ ※期間中に公開した書籍は企画期間終了後も継続して公開します。

【リアル新しい私 書店「#本とコーヒーと新しい私 フェア」】

期間:2024年2月9日(金)~3月10日(日)
場所:丸善 丸の内本店、紀伊國屋書店 大手町ビル店(土日祝休)、Marunouchi Happ.STORE(土日祝休)

※紀伊國屋書店 大手町ビルでは、2月9日(金)から3月4日(月)までの平日15日間、お買い物をされた方(毎日先着100名)に、コーヒーバッグ(非売品※1杯分、個包装)をプレゼントいたします(土日祝を除く)。

 

2.選書とコーヒーのペアリングを楽しむ「新しい私に出会うカフェ」を開催

「新しい私に出会う時間」をテーマに、1の企画で選ばれた本に合わせてセレクトしたコーヒーを一緒に楽しめるペアリングイベント「新しい私に出会うカフェ」を期間限定で開催します。コーヒーは人気のスペシャリティコーヒー専門店「LIGHT UP COFFEE」によるセレクトです。また期間中、協力書店の丸善 丸の内本店等3店舗で、手軽にコーヒーを楽しめるLIGHT UP COFFEEセレクトの「コーヒーバッグ」を販売します。

<特別メニュー>スペシャリティコーヒー「COLOMBIA PARO DE ROSA」

  • LIGHT UP COFFE 代表兼バリスタ 川野氏のコメント
    僕が紹介した本にもあるように、「これがコーヒーなんだ」と新鮮な感動がある風味として、果実のような風味がコーヒーにはあります。そのような個性を感じてもらえるよう、黄桃、オレンジのような華やかな果実味を持つコロンビアのコーヒーを今回はセレクトいたしました。コーヒー本来の持つフルーティーさをこのコーヒーを飲んで楽しんでもらい、こういったコーヒーがどのように作られているか、どういった生産努力が背景にあるのかをご紹介した本で知ってもらえたら嬉しく思います。

第一弾 期間:2月9日(金)~14日(水)

場所:Marunouchi Happ. 東京都千代田区丸の内2-5-1 丸の内二丁目ビル1F ※店舗の営業時間に準ずる。
価格:440円(税込)


第二弾 期間:2月16日(金)~3月9日(土)

場所:Slit Park YURAKUCHO 東京都千代田区丸の内3-4-1 ※日・祝休、店舗の営業時間に準ずる。
価格:350円(税込)

★プレゼントキャンペーン開催
第一弾と第二弾の各期間中、コーヒーバッグ(非売品※1杯分、個包装)をプレゼントするキャンペーンを実施します。

プレゼント予定のコーヒー:LA LAGUNA – PERU
柔らかい甘さとほのかな柑橘系の果実味が膨らむように感じられ、ふんわりとした甘さが心地よい味わいのコーヒー。浅煎りのコーヒーですが比較的穏やかな味で、どなたにもお楽しみいただきやすいものです。

条件(いずれも数量限定、無くなり次第終了。お一人様1個まで。)

第一弾:Marunouchi Happ.STOREでお買い物+三菱一号館美術館公式SNSのフォロー画面を提示いただいた方
第二弾:Slit Park YURAKUCHOにてドリンク購入時に三菱一号館美術館の公式SNSのフォロー画面をご提示いただいた方

公式X:https://twitter.com/ichigokan_PR 公式Instagram:https://www.instagram.com/mitsubishi_ichigokan_museum/


【コーヒーバッグの販売】
期間:2024年2月9日(金)~3月10日(日) ※各店舗の営業時間に準ずる。
場所:Marunouchi Happ.STORE(土日祝休)、Slit Park YURAKUCHO(日祝休)、丸善 丸の内本店
各店の販売期間は変更になる場合があります。

3.ゲストとのSNSライブ配信

ゲスト1:「Title」辻山良雄氏

1972年、兵庫県生まれ。2016年1月、東京・荻窪に本屋とカフェとギャラリーの店「Title」をオープン。新聞や雑誌などでの書評、「ラジオ深夜便」で本の紹介、カフェや美術館のブックセレクションも手掛ける。最新の著作は『小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常』(幻冬舎)。WEBサイト:http://www.title-books.com/ X:https://twitter.com/Title_books

日時:2024年2月29日(木)20時~
場所:Xでのライブ配信(https://x.com/ichigokan_PR

美術館に行くこと、好きな本を読むこと、コーヒーにこだわること、そのような時間に共通することとは?辻山氏と紀伊國屋書店の桐生氏と共に当館学芸員の野口の案内でお話しします。


ゲスト2:「LIGHT UP COFFEE」川野優馬氏


1990年、東京都生まれ。慶應義塾大学在学中にコーヒーの魅力に取り憑かれ、2012年ラテアート全国大会で優勝。その後シングルオリジンコーヒーと出会い、美味しいコーヒーで世界を明るくする「LIGHT UP COFFEE」をオープン。現在は吉祥寺・下北沢・三鷹でカフェと焙煎所を運営し、経営者兼バリスタとして働く。

LIGHT UP COFFEE Instagram: https://www.instagram.com/lightupcoffee/
個人Instagram:https://www.instagram.com/yuma_lightup/

日時:2024年2月16日(金)19時~
場所:Instagramでのライブ配信(https://www.instagram.com/mitsubishi_ichigokan_museum/
スペシャリティコーヒーってなんだ?川野氏によるコーヒーの淹れ方のレクチャーと共に、今回セレクトされた本についてご本人の言葉でお届けします。


Marunouchi Happ.STORE<リニューアルオープン>

<概要>

2018年5月に開業したカフェ兼POPUPスペース「Marunouchi Happ.Stand & Gallery」の系列店舗として「Marunocuhi Happ.STORE」を2024年2月8日にオープンします。本店舗は、「コーヒー(ドリップバッグ)・クラフトビール・本」を主軸に、就業者の日常の拠りどころになるような商品や、エリアで開催されるイベントと連動したグッズ、オリジナルの丸の内土産等を企画販売する丸の内発のローカルデイリーストアとなります。今後はエリアの就業者と一緒に、商品開発やイベント企画などを行い、“丸の内の就業者”と街の結節点となる店舗を目指します

東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル1階


Slit Park YURAKUCHO
有楽町の新国際ビルヂングに沿った幅6mの路地をリノベーションし、「路地の森」として休憩スポットやカフェ・バルなどの飲食サービスを備えたコミュニティスペースです。2022年の誕生以来、近隣で働く人たちや街を訪れた人たちが頻繁に行き交い、集う場所となっています。

東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビルヂング1F

WEBサイト:https://wick-slitpark.studio.site/

Instagram:https://www.instagram.com/slitpark_yurakucho/


「新しい私 書店」協力書店

丸善 丸の内本店
東京都千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾ1階~4階
WEBサイト:https://honto.jp/store/detail_1572000_14HB310.html

紀伊國屋書店 大手町ビル店
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル1階
WEBサイト:https://store.kinokuniya.co.jp/store/otemachi-building-store/


選書パートナー

「コクテール堂」

1949年に東京・虎ノ門で創業。現在は東京・虎ノ門の本社、山梨・韮崎の焙煎工場で、国内唯一のエイジングコーヒーを製造・販売している。世界中から厳選された高品質なコーヒー生豆を八ヶ岳を展望する生豆熟成倉庫で数十ヶ月もの間ねかせ(エイジング)、熟練した職人が丁寧に焙煎したまろやかな味わいの「エイジングコーヒー」等を提供。東京・神奈川にカフェを3店舗展開する。WEBサイト:https://www.cocktail-do.co.jp/

 

 

2023年10月31日

三菱一号館美術館2024 年11 月23 日(土)再開館!

「再開館記念―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」展(仮称)を開催!
三菱一号館美術館(東京・丸の内※設備入替および建物メンテナンスのため⾧期休館中)は、2024 年11 月23日(土)に再開館し2025 年1 月26 日(日)まで「再開館記念―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」展(仮称)を開催いたします。
本展は、19 世紀末のパリで活躍したアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)の多彩な版画・ポスターの表現にフォーカスし、当館のコレクションを中心にフランス国立図書館所蔵のロートレック作品と併せて展覧します。また、フランスを代表する現代アーティストのソフィ・カル(1953- )が当館のコレクションの中からオディロン・ルドンの《グラン・ブーケ(大きな花束)》に着想を得て制作、当館に新たに寄贈された作品を世界初公開します。

【トゥールーズ・ロートレックのみどころ】

① 三菱一号館美術館が所蔵するトゥールーズ=ロートレック コレクションから13 年ぶりにポスター全32 点を一挙公開。
② フランス国立図書館と当館が所蔵する《ロイ・フラー嬢》10 点により1 点1 点違う色の刷りを鑑賞できる貴重な機会。
③ トゥールーズ=ロートレックの代表的な版画集を展示。フランス国立図書館所蔵品と併せてリトグラフ(石版印刷)の刷りのステップを鑑賞できる。

【ソフィ・カルのみどころ】

① 2020 年コロナ禍でソフィ・カルの来日が叶わず中止となったコラボレーション展示が4 年の年月を経て実現へ。三菱一号館美術館として初めて現存作家の展覧会となる。
② 三菱一号館美術館新収蔵品で、当館が所蔵するオディロン・ルドン《グラン・ブーケ(大きな花束)》に着想を得た新作《グラン・ブーケ》を初めて公開。
③ ソフィ・カルの代表的なシリーズ《なぜなら》、《あなたは何が見えますか?》、《盗まれた絵画》、《フランク・ゲーリーへのオマージュ》からおよそ40 点を展示予定。

[ソフィ・カル プロフィール]

 

1953 年、パリ生まれ。10 代の終わりから 7 年もの間放浪生活を送り、26 歳でパリに戻る。その頃より制作を始め、1980 年より展覧会へ出品。以後、ロンドンのテート・ ギャラリー(1998 年)やパリのポンピドゥーセンター(2003 年)での個展の他、各国の主要美術館にて個展を開催。第 52 回ヴェネチアビエンナーレ(2007 年)フランス館代表のアーティストに選出された。日本では、原美術館にて開催された「限局性激痛」(1999 年)や豊田市美術館(2003 年)での個展開催の他、2019 年には渋谷スクランブル交差点の街頭ビジョンにて映像作品《海を見る》(2011)が上映された。2023 年秋にはパリのピカソ美術館にて個展を開催。著書に『本当の話』(平凡社、1999)がある。

 

 

 

  

(画像クレジット)

上から

Sophie Calle  Photographie d’Yves Géant

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ》1891 年 リトグラフ 193.8×119.3 ㎝

オディロン・ルドン《グラン・ブーケ(大きな花束)》1901 年 パステル/カンヴァス 248.3 x 162.9cm

ソフィ・カル《危険》 2018 年 写真/刺繍された布/額 39×49cm
Sophie Calle / © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2023G3368 / Photographer : Claire Dorn Courtesy the artist & Perrotin.

2023年8月1日

「都市と美術館」開催のお知らせ(8月30日)

現在建物メンテナンスのため長期休館中の三菱一号館美術館。「館」での活動はお休みですが、この度「明治安田ホール丸の内」を会場に、「都市と美術館」の開催が決定いたしましたので、お知らせいたします。2022年10月に明治生命館に移転された、静嘉堂文庫美術館の河野前館長と安村新館長というお二人の豪華ゲストをお迎えし、街に愛される美術館について考えます。


都市と美術館
「静嘉堂文庫美術館×三菱一号館美術館」丸の内での活動、街に愛される美術館とは


【日程】
8月30日(水)18時30~20時(18時開場)

【会場】
明治安田ヴィレッジ丸の内「明治安田ホール丸の内」(旧:MY PLAZA ホール)
東京都千代田区丸の内2-1-1 明治安田生命ビル低層棟4F
https://www.meijiyasuda.co.jp/brand/village/

【参加費】
1,000円 (税込)※Peatixにて事前申し込みが必要です。
申込みはこちら→https://mimt-cityandmuseum02.peatix.com/

【内容】
<一部>(導入トーク)三菱一号館美術館 野口玲一
・丸の内の美術館構想について(明治期から現在までの変遷)
・岩崎家のフィランソロフィーについて(同時代作家支援、明治と現在と)

<二部>(トークセッション)
河野元昭氏、安村敏信氏
【モデレーター】野口玲一
・静嘉堂@丸の内と開催中の展覧会について
・岡本から丸の内へ、変化するものしないもの
・都市における美術館のあるべき姿

【登壇者】
・河野元昭氏(静嘉堂文庫美術館前館長)
・安村敏信氏(静嘉堂文庫美術館館長)

モデレーター
・三菱一号館美術館 学芸員 野口玲一

本企画は「明治安田ヴィレッジ」の取り組みの一環として、明治安田生命保険相互会社にご協力いただいております


静嘉堂文庫美術館WEBサイト

「明治安田ヴィレッジ」WEBサイト

2023年7月24日

【収蔵品貸出】「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」展(国立西洋美術館)に作品を出品

国立西洋美術館で開催の展覧会「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」(2023年7月4日~9月3日)に当館収蔵品を出品。本展は版画というメディアを用いて拡がっていったスペインのイメージについて、17世紀初頭~20世紀後半まで、200点を超える作品群から探る試みです。

出品作品:
①ルイ・アンクタン《騎士と乞食》1893年
②アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《エドメ・レスコ》1893年
③アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《シルペリックでボレロのステップを踏むランデール》1895年

▼展覧会情報詳細はこちらをご覧ください
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2023spain.html

2023年4月7日

【お知らせ】美術館地下入り口の閉鎖について

現在開催中の「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」展は最終日に向けて混雑が予想されるため、

入館ご案内の都合上、三菱一号館美術館の地下入口を

2023年4月8日(土)及び最終日の4月9日(日)閉鎖致します。

美術館にお越しの際には、美術館中庭口(一号館広場に隣接したガラスの入口)をご利用ください。

なお、当館Webサイトの「アクセス」ページでご案内しております「バリアフリールート」にて

美術館にお越しの際には一度1階(地上)におあがりいただき、中庭口横にございます

段差解消機にて館内にお越しください。

※美術館に入るための段差解消機の手前のみ屋外をお通りいただく必要がございます。

多少雨に濡れる可能性がございますので、ご了承ください。

お客様にはご不便をおかけしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

2023年4月5日

4月6日(木)は開館13周年 トートバッグが当たる抽選会を実施

2010年に開館した三菱一号館美術館(東京・丸の内)は、来る2023年4月6日(木)に開館13周年を迎えます。感謝の気持ちをこめて、2023年4月6日(木)の開館時間中に下記の通りイベントを行いますのでお知らせいたします。当日は「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」【会期:2023年2月25日(土)~4月9日(日)】を開催しております。
尚、当館は本展覧会を最後に、2023年4月10日(月)から2024年秋頃まで、設備入替および建物メンテナンスのため休館いたします。
■来館者への感謝を込めて抽選会を実施!


<概要>
くじ引きで当たりが出た方に、トートバッグ専門ブランドROOTOTE(ルートート)と三菱一号館美術館がコラボレーションして作成したオリジナルトートバッグをプレゼント。トートバッグにデザインした「絵」は、「#三菱一号館美術館の思い出」として応募いただいた作品の中から採用し、ROOTOTE(ルートート)がデザイン・製作したものです。

◆実施日:2023年4月6日(木)の開館時間中
◆対象者:期間中「芳幾・芳年」展にご来場のお客様 ※抽選はお1人様1回
※くじ引きの参加には、館内の抽選会場にて当日有効の鑑賞券のご提示が必要です。
※景品が無くなり次第終了します。

<採用作品:作者「ほかり」さんより、応募に当たってのコメント>
初めて三菱一号館に行ったのは2015年4月19日「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」展。友人が誘ってくれてピエール=オーギュスト・ルノワール《猫を抱く女性」、アンリ・ファンタン=ラトゥール《葡萄とカーネーションの静物》が印象的でした。

■「芳幾・芳年」展 夜の作品ミニ解説 実施
4月6日(木)は21時まで夜間開館いたします。夜の時間帯に「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」担当の野口玲一学芸員が、展示室内にて展覧会の見どころを解説します。


1回目:19時~19時15分
2回目:20時~20時15分
※各回15分程度、事前申し込み不要。


■しばしのお別れ!三菱一号館美術館が長期休館に!

2010年に三菱一号館美術館が開館し、開館記念展の「マネとモダン・パリ」から、数多くの企画展を開催してきた三菱一号館美術館。「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」を最後に、4月10日(月)から設備入替および建物メンテナンスのため長期休館し、2024年秋の再開館を目指します。長期休館前最後の展覧会をお見逃しなく!



2001年の誕生以来、「Fun Outing!~楽しいお出かけ!~」をお届けしているトートバッグ専門ブランド。目印はRマークのブランドタグ。カンガルーのおなかの袋からヒントを得た「ルーポケット」がアイデンティティです。ひとりひとりの個性や価値観を大切にしながら、お気に入りが見つかる豊富なデザインバリエーションを提案しています。
ROOTOTEはトートバッグを通じて世界に感動を広げ、社会をより良くするメディアであることをミッションに、アート、エコ、カルチャーなど、さまざまな分野でコラボレーションやプロジェクトを展開。世界一のトートバッグブランドを目指しています。https://ROOTOTE.jp/

2023年3月23日

閉幕日が4月9日連携/Bunkamuraザ・ミュージアムさんと告知強化中!

Bunkamuraザ・ミュージアム「マリー・ローランサンとモード」三菱一号館美術館「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」とはどちらも4月9日(日)に閉幕を迎えます。2館連携企画として、各館に割引券を設置し、SNSでの相互告知も実施します。

三菱一号館美術館は4月10日より設備入替および建物メンテナンスのため長期休館し、2024年秋頃の再開館を目指します。

※Bunkamuraザ・ミュージアムは現在の施設での展覧会は最後となりますが、今後も渋谷ヒカリエを中心に、様々な会場で展覧会を開催されます。詳細はBunkamura WEBサイトにてご確認ください。

「日曜美術館 アートシーン」放映のお知らせ/3月26日(日)20:45~

三菱一号館美術館で開催中の「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」がNHK Eテレの「日曜美術館 アートシーン」に登場します。どうぞご覧ください。

◆放送日:2023年3月26日(日)20:45~

番組WEBサイト

設備入替および建物メンテナンスのため2024 年秋まで⾧期休館

三菱一号館美術館 設備入替および建物メンテナンスのため2024 年秋まで⾧期休館

三菱一号館美術館は、設備入替および建物メンテナンスのため、2023 年4 月10 日から2024 年秋まで全館⾧期休館いたします。当館は、1894 年に丸の内初のオフィスビルとして創建され、その後老朽化により解体された三菱一号館を可能な限り忠実に復元し、2010 年4 月6 日に三菱一号館美術館として開館しました。

現在開催中の「芳幾・芳年―国芳門下の2 大ライバル」(会期:2023 年2 月25日~4 月9 日)を含め、40 本の展覧会を開催し、東京・丸の内の文化発信拠点として活動を展開してきました。
今回の修繕工事では、空調設備の入替や全館LED 照明にするほか、予防保全のために建物メンテナンスを行うことになりました。外壁周りには仮囲いを設置し、一号館広場に面した外壁面には、グラフィックデザイナーの服部一成氏のデザインによる、高さ14.4m、総面積約1,250 ㎡の大型の仮囲い装飾を2023 年5 月から設置する予定です。また、⾧期休館を告知するメインビジュアルをグラフィックデザイナーの中村至男氏に制作していただきましたのでお知らせいたします。

設備入替および建物メンテナンスの概要

①設備入替
展示作品の環境保全のために、空調設備の入れ替えを行います。三菱一号館美術館の展示室はすでにLED 照明を導入していましたが、屋内外各所の照明もLED に変更し、環境負荷低減を促進します。またレンガの建物ならではの電波環境の悪さについても改善を目指します。
②建物メンテナンス
復元建物の基本は変更せずに、避雷針や棟飾り等、鉄部の錆や汚れの除去、床材の補修等を行います。また屋根を葺いているスレート石の点検・補修の点検も行います。

服部一成氏による大型の仮囲い装飾

今回は、建物のメンテナンスのために、三菱一号館の外壁を取り囲むメッシュ素材の仮囲いを設置することが決定しており、美術館のロゴマークをデザインしていただいた服部一成氏に、当館のアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック作品をモティーフに、全28 作品を自在にコラージュした高さ14.4m、総面積約1,250㎡におよぶ、大型の仮囲い装飾をデザインしていただきました。ロートレックが描いた19 世紀末のパリの賑わいが、時空を超えて丸の内に移動してきたような大壁面が現れます。

仮囲い設置期間:2023 年5 月中旬から2024 年夏ごろまでを予定

(2023年5月17日更新)

仮囲いは5月中に設置、仮囲い装飾は7月末頃完成です。

装飾張始め 7月中旬

装飾張り完了 7月末頃

※天候による日程は前後する可能性があります。

※詳細日程は随時三菱一号館美術館WEB サイト〔https://mimt.jp/〕ならびに公式Twitter〔https://twitter.com/ichigokan_PR〕にて告知
仮囲いデザイン:
南西面

北西面

【服部一成氏 プロフィール】
東京生まれ。東京芸術大学美術学部デザイン科卒業、ライトパブリシティを経てフリーランス。主な仕事に、雑誌『真夜中』、『流行通信』、『here and there』のアートディレクション、「三菱一号館美術館」、「新潟市美術館」、「弘前れんが倉庫美術館」のロゴタイプ、『プチ・ロワイヤル仏和辞典』の装丁、ロックバンド「くるり」のアートワークなど。

⾧期休館告知メインビジュアル

2023 年4 月10 日から2024 年秋までおよそ一年半の間、三菱一号館美術館が全館休館するにあたり、丸の内パークビル・丸の内ブリックスクエア街区、丸の内エリア外の駅看板、美術館WEB サイトならびにSNS告知用に⾧期休館を告知するメインビジュアルを制作しました。トーンを抑えた色面構成で、独自のユーモアを交えてポップな世界を描くグラフィックデザイナーの中村至男氏により、三菱一号館美術館の建物のアウトラインを強調し、絶妙なバランスの抜け感と色面で構成されたグラフィックに仕上がりました。

【中村至男氏プロフィール】
川崎市生まれ。日本大学芸術学部卒業、Sony Music Entertainment を経てフリーランス。主な仕事に、アートユニット「明和電機」のグラフィックデザイン、PlayStation ゲーム「I.Q」(佐藤雅彦氏とのプロジェクト)、「単位展」(21_21 DESIGN SIGHT)のグラフィックデザイン、「私の部屋」のショッピングバッグイラストレーション、など。著書に、絵本『どっとこ どうぶつえん』『はかせのふしぎなプール』『ゆきだ ゆきだ』(以上福音館書店)など。

美術館ニュース

美術館ニュース

2024年1月31日

三菱一号館美術館 館長交代のお知らせ

三菱一号館美術館は、このたび2024年4月1日付で館長を交代しますのでお知らせいたします。

現館長の木村惠司は退任し、新館長には池田祐子が就任いたします。

 

新たに館長に就任する池田祐子は、京都国立近代美術館・国立西洋美術館主任研究員を経て、現在京都国立近代美術館副館長兼学芸課長を務めています。ドイツ(語圏)近代美術・デザイン史を専門とし、2022年に当館で開催した「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」展を監修しました。主な展覧会企画に、上記「上野リチ」展(2021-22年)、「京都国立近代美術館所蔵 世紀末ウィーンのグラフィック―デザインそして生活の刷新にむけて」(2019年)、「KATAGAMI Style」(2012年)、「パウル・クレー―おわらないアトリエ」(2011年)ほか多数、最近の著書・論文に、担当展図録のほか、「分離派の誕生―ミュンヘン、ベルリンそしてウィーン」(田路貴浩(編)『分離派建築会―日本のモダニズム建築誕生』京都大学学術出版会、2020年)、編著書『西洋近代の都市と芸術4 ウィーン―総合芸術に宿る夢』(竹林舎、2016年)、「グロピウス:芸術と産業をめぐる華麗なる一族―ディオラマ、工芸博物館、そしてバウハウス」(尾関幸編『西洋近代の都市と芸術5 ベルリン―砂上のメトロポール』竹林舎、2015年)などがあります。

※詳細は、新館長就任時に改めてお知らせいたします。

 

尚、当館は本年秋に設備入替および建物メンテナンスによる長期休館を終え、2024年11月23日から2025年1月26日まで「再開館記念―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」展(仮称)を開催いたします。

2024年1月26日

「新しい私 書店」 7周年を記念し本に合わせてコーヒーを楽しめるリアルイベント 「新しい私に出会うカフェ」が期間限定で登場

三菱一号館美術館が運営する架空の本屋さん「新しい私 書店」7周年を記念し本に合わせてコーヒーを楽しめるリアルイベント「新しい私に出会うカフェ」が期間限定で登場
~ 吉祥寺・下北沢の人気店「LIGHT UP COFFEE」とコラボ!本/コーヒーのプロによる推薦書籍を毎週公開!~

 

三菱一号館美術館(東京・丸の内)がWEBサイト上で展開する架空の本屋さん「新しい私 書店」は、2024年3月1日に開設7周年を迎えます。これまでの感謝の気持ちを込めて、7周年特別企画を1月26日(金)~3月10日(日)の期間限定で実施いたします。
特別企画では「#本とコーヒーと新しい私」をテーマに3つの特別企画を開催します。期間中の毎週金曜日に“気になるあの人”として本のプロ・コーヒーのプロによる選書を公開します。さらに本に合わせたスペシャリ ティコーヒーを楽しめる「新しい私に出会うカフェ」が丸の内と有楽町に登場し、2月9日(金)~3月9日(土)の期間限定でお楽しみいただけます。「新しい私 書店」URL:https://mimt.jp/book/

7周年を迎える「新しい私 書店」
三菱一号館美術館では2015年より「新しい私に出会う、三菱一号館美術館」をブランドスローガンに掲げています。本スローガンのもと、「新しい私に出会う」きっかけを様々な角度から発信する目的で、2017年3月1日より架空の本屋さん「新しい私 書店」を協力書店さんとともに運営しています。「新しい私 書店」では、「挑戦する私」「癒されたい私」など様々なテーマを設定し、連携する書店やゲストによってセレクトされた書籍を書評とともに紹介しています。この度、2024年3月1日に「新しい私 書店」が7周年を迎えるにあたり、「#本とコーヒーと新しい私」をテーマに特別企画を展開します。

#本とコーヒーと新しい私 をテーマに、3つの特別企画を開催!

1. “気になるあの人”の選書を毎週公開
1月26日(金)~3月8日(金)の期間中、毎週金曜日に本やコーヒーのプロによる新たな選書を「新しい私  書店」で公開します。また丸善 丸の内本店、紀伊國屋書店 大手町ビル店、Marunouchi Happ.STOREの協力のもと、店頭でも書籍を販売するリアル新しい私 書店として「#本とコーヒーと新しい私 フェア」を開催します。 ※金曜日が祝日の場合は木曜日

選書テーマ
「新しい私に出会う」、「コーヒーと私」

選書パートナー(コーヒーのプロ/本のプロ)

辻山良雄氏(Title)
川野優馬氏(LIGHT UP COFFEE)
コクテール堂
Marunouchi Happ.
Slit Park YURAKUCHO
丸善 丸の内本店
紀伊國屋書店 大手町ビル店


【「新しい私 書店」での選書公開】

期間:2024年1月26日(金)~3月8日(金)の毎週金曜日
場所:WEBサイト上 https://mimt.jp/book/ ※期間中に公開した書籍は企画期間終了後も継続して公開します。

【リアル新しい私 書店「#本とコーヒーと新しい私 フェア」】

期間:2024年2月9日(金)~3月10日(日)
場所:丸善 丸の内本店、紀伊國屋書店 大手町ビル店(土日祝休)、Marunouchi Happ.STORE(土日祝休)

※紀伊國屋書店 大手町ビルでは、2月9日(金)から3月4日(月)までの平日15日間、お買い物をされた方(毎日先着100名)に、コーヒーバッグ(非売品※1杯分、個包装)をプレゼントいたします(土日祝を除く)。

 

2.選書とコーヒーのペアリングを楽しむ「新しい私に出会うカフェ」を開催

「新しい私に出会う時間」をテーマに、1の企画で選ばれた本に合わせてセレクトしたコーヒーを一緒に楽しめるペアリングイベント「新しい私に出会うカフェ」を期間限定で開催します。コーヒーは人気のスペシャリティコーヒー専門店「LIGHT UP COFFEE」によるセレクトです。また期間中、協力書店の丸善 丸の内本店等3店舗で、手軽にコーヒーを楽しめるLIGHT UP COFFEEセレクトの「コーヒーバッグ」を販売します。

<特別メニュー>スペシャリティコーヒー「COLOMBIA PARO DE ROSA」

  • LIGHT UP COFFE 代表兼バリスタ 川野氏のコメント
    僕が紹介した本にもあるように、「これがコーヒーなんだ」と新鮮な感動がある風味として、果実のような風味がコーヒーにはあります。そのような個性を感じてもらえるよう、黄桃、オレンジのような華やかな果実味を持つコロンビアのコーヒーを今回はセレクトいたしました。コーヒー本来の持つフルーティーさをこのコーヒーを飲んで楽しんでもらい、こういったコーヒーがどのように作られているか、どういった生産努力が背景にあるのかをご紹介した本で知ってもらえたら嬉しく思います。

第一弾 期間:2月9日(金)~14日(水)

場所:Marunouchi Happ. 東京都千代田区丸の内2-5-1 丸の内二丁目ビル1F ※店舗の営業時間に準ずる。
価格:440円(税込)


第二弾 期間:2月16日(金)~3月9日(土)

場所:Slit Park YURAKUCHO 東京都千代田区丸の内3-4-1 ※日・祝休、店舗の営業時間に準ずる。
価格:350円(税込)

★プレゼントキャンペーン開催
第一弾と第二弾の各期間中、コーヒーバッグ(非売品※1杯分、個包装)をプレゼントするキャンペーンを実施します。

プレゼント予定のコーヒー:LA LAGUNA – PERU
柔らかい甘さとほのかな柑橘系の果実味が膨らむように感じられ、ふんわりとした甘さが心地よい味わいのコーヒー。浅煎りのコーヒーですが比較的穏やかな味で、どなたにもお楽しみいただきやすいものです。

条件(いずれも数量限定、無くなり次第終了。お一人様1個まで。)

第一弾:Marunouchi Happ.STOREでお買い物+三菱一号館美術館公式SNSのフォロー画面を提示いただいた方
第二弾:Slit Park YURAKUCHOにてドリンク購入時に三菱一号館美術館の公式SNSのフォロー画面をご提示いただいた方

公式X:https://twitter.com/ichigokan_PR 公式Instagram:https://www.instagram.com/mitsubishi_ichigokan_museum/


【コーヒーバッグの販売】
期間:2024年2月9日(金)~3月10日(日) ※各店舗の営業時間に準ずる。
場所:Marunouchi Happ.STORE(土日祝休)、Slit Park YURAKUCHO(日祝休)、丸善 丸の内本店
各店の販売期間は変更になる場合があります。

3.ゲストとのSNSライブ配信

ゲスト1:「Title」辻山良雄氏

1972年、兵庫県生まれ。2016年1月、東京・荻窪に本屋とカフェとギャラリーの店「Title」をオープン。新聞や雑誌などでの書評、「ラジオ深夜便」で本の紹介、カフェや美術館のブックセレクションも手掛ける。最新の著作は『小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常』(幻冬舎)。WEBサイト:http://www.title-books.com/ X:https://twitter.com/Title_books

日時:2024年2月29日(木)20時~
場所:Xでのライブ配信(https://x.com/ichigokan_PR

美術館に行くこと、好きな本を読むこと、コーヒーにこだわること、そのような時間に共通することとは?辻山氏と紀伊國屋書店の桐生氏と共に当館学芸員の野口の案内でお話しします。


ゲスト2:「LIGHT UP COFFEE」川野優馬氏


1990年、東京都生まれ。慶應義塾大学在学中にコーヒーの魅力に取り憑かれ、2012年ラテアート全国大会で優勝。その後シングルオリジンコーヒーと出会い、美味しいコーヒーで世界を明るくする「LIGHT UP COFFEE」をオープン。現在は吉祥寺・下北沢・三鷹でカフェと焙煎所を運営し、経営者兼バリスタとして働く。

LIGHT UP COFFEE Instagram: https://www.instagram.com/lightupcoffee/
個人Instagram:https://www.instagram.com/yuma_lightup/

日時:2024年2月16日(金)19時~
場所:Instagramでのライブ配信(https://www.instagram.com/mitsubishi_ichigokan_museum/
スペシャリティコーヒーってなんだ?川野氏によるコーヒーの淹れ方のレクチャーと共に、今回セレクトされた本についてご本人の言葉でお届けします。


Marunouchi Happ.STORE<リニューアルオープン>

<概要>

2018年5月に開業したカフェ兼POPUPスペース「Marunouchi Happ.Stand & Gallery」の系列店舗として「Marunocuhi Happ.STORE」を2024年2月8日にオープンします。本店舗は、「コーヒー(ドリップバッグ)・クラフトビール・本」を主軸に、就業者の日常の拠りどころになるような商品や、エリアで開催されるイベントと連動したグッズ、オリジナルの丸の内土産等を企画販売する丸の内発のローカルデイリーストアとなります。今後はエリアの就業者と一緒に、商品開発やイベント企画などを行い、“丸の内の就業者”と街の結節点となる店舗を目指します

東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビル1階


Slit Park YURAKUCHO
有楽町の新国際ビルヂングに沿った幅6mの路地をリノベーションし、「路地の森」として休憩スポットやカフェ・バルなどの飲食サービスを備えたコミュニティスペースです。2022年の誕生以来、近隣で働く人たちや街を訪れた人たちが頻繁に行き交い、集う場所となっています。

東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビルヂング1F

WEBサイト:https://wick-slitpark.studio.site/

Instagram:https://www.instagram.com/slitpark_yurakucho/


「新しい私 書店」協力書店

丸善 丸の内本店
東京都千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾ1階~4階
WEBサイト:https://honto.jp/store/detail_1572000_14HB310.html

紀伊國屋書店 大手町ビル店
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル1階
WEBサイト:https://store.kinokuniya.co.jp/store/otemachi-building-store/


選書パートナー

「コクテール堂」

1949年に東京・虎ノ門で創業。現在は東京・虎ノ門の本社、山梨・韮崎の焙煎工場で、国内唯一のエイジングコーヒーを製造・販売している。世界中から厳選された高品質なコーヒー生豆を八ヶ岳を展望する生豆熟成倉庫で数十ヶ月もの間ねかせ(エイジング)、熟練した職人が丁寧に焙煎したまろやかな味わいの「エイジングコーヒー」等を提供。東京・神奈川にカフェを3店舗展開する。WEBサイト:https://www.cocktail-do.co.jp/

 

 

2023年10月31日

三菱一号館美術館2024 年11 月23 日(土)再開館!

「再開館記念―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」展(仮称)を開催!
三菱一号館美術館(東京・丸の内※設備入替および建物メンテナンスのため⾧期休館中)は、2024 年11 月23日(土)に再開館し2025 年1 月26 日(日)まで「再開館記念―トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル」展(仮称)を開催いたします。
本展は、19 世紀末のパリで活躍したアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)の多彩な版画・ポスターの表現にフォーカスし、当館のコレクションを中心にフランス国立図書館所蔵のロートレック作品と併せて展覧します。また、フランスを代表する現代アーティストのソフィ・カル(1953- )が当館のコレクションの中からオディロン・ルドンの《グラン・ブーケ(大きな花束)》に着想を得て制作、当館に新たに寄贈された作品を世界初公開します。

【トゥールーズ・ロートレックのみどころ】

① 三菱一号館美術館が所蔵するトゥールーズ=ロートレック コレクションから13 年ぶりにポスター全32 点を一挙公開。
② フランス国立図書館と当館が所蔵する《ロイ・フラー嬢》10 点により1 点1 点違う色の刷りを鑑賞できる貴重な機会。
③ トゥールーズ=ロートレックの代表的な版画集を展示。フランス国立図書館所蔵品と併せてリトグラフ(石版印刷)の刷りのステップを鑑賞できる。

【ソフィ・カルのみどころ】

① 2020 年コロナ禍でソフィ・カルの来日が叶わず中止となったコラボレーション展示が4 年の年月を経て実現へ。三菱一号館美術館として初めて現存作家の展覧会となる。
② 三菱一号館美術館新収蔵品で、当館が所蔵するオディロン・ルドン《グラン・ブーケ(大きな花束)》に着想を得た新作《グラン・ブーケ》を初めて公開。
③ ソフィ・カルの代表的なシリーズ《なぜなら》、《あなたは何が見えますか?》、《盗まれた絵画》、《フランク・ゲーリーへのオマージュ》からおよそ40 点を展示予定。

[ソフィ・カル プロフィール]

 

1953 年、パリ生まれ。10 代の終わりから 7 年もの間放浪生活を送り、26 歳でパリに戻る。その頃より制作を始め、1980 年より展覧会へ出品。以後、ロンドンのテート・ ギャラリー(1998 年)やパリのポンピドゥーセンター(2003 年)での個展の他、各国の主要美術館にて個展を開催。第 52 回ヴェネチアビエンナーレ(2007 年)フランス館代表のアーティストに選出された。日本では、原美術館にて開催された「限局性激痛」(1999 年)や豊田市美術館(2003 年)での個展開催の他、2019 年には渋谷スクランブル交差点の街頭ビジョンにて映像作品《海を見る》(2011)が上映された。2023 年秋にはパリのピカソ美術館にて個展を開催。著書に『本当の話』(平凡社、1999)がある。

 

 

 

  

(画像クレジット)

上から

Sophie Calle  Photographie d’Yves Géant

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ》1891 年 リトグラフ 193.8×119.3 ㎝

オディロン・ルドン《グラン・ブーケ(大きな花束)》1901 年 パステル/カンヴァス 248.3 x 162.9cm

ソフィ・カル《危険》 2018 年 写真/刺繍された布/額 39×49cm
Sophie Calle / © ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2023G3368 / Photographer : Claire Dorn Courtesy the artist & Perrotin.

2023年8月1日

「都市と美術館」開催のお知らせ(8月30日)

現在建物メンテナンスのため長期休館中の三菱一号館美術館。「館」での活動はお休みですが、この度「明治安田ホール丸の内」を会場に、「都市と美術館」の開催が決定いたしましたので、お知らせいたします。2022年10月に明治生命館に移転された、静嘉堂文庫美術館の河野前館長と安村新館長というお二人の豪華ゲストをお迎えし、街に愛される美術館について考えます。


都市と美術館
「静嘉堂文庫美術館×三菱一号館美術館」丸の内での活動、街に愛される美術館とは


【日程】
8月30日(水)18時30~20時(18時開場)

【会場】
明治安田ヴィレッジ丸の内「明治安田ホール丸の内」(旧:MY PLAZA ホール)
東京都千代田区丸の内2-1-1 明治安田生命ビル低層棟4F
https://www.meijiyasuda.co.jp/brand/village/

【参加費】
1,000円 (税込)※Peatixにて事前申し込みが必要です。
申込みはこちら→https://mimt-cityandmuseum02.peatix.com/

【内容】
<一部>(導入トーク)三菱一号館美術館 野口玲一
・丸の内の美術館構想について(明治期から現在までの変遷)
・岩崎家のフィランソロフィーについて(同時代作家支援、明治と現在と)

<二部>(トークセッション)
河野元昭氏、安村敏信氏
【モデレーター】野口玲一
・静嘉堂@丸の内と開催中の展覧会について
・岡本から丸の内へ、変化するものしないもの
・都市における美術館のあるべき姿

【登壇者】
・河野元昭氏(静嘉堂文庫美術館前館長)
・安村敏信氏(静嘉堂文庫美術館館長)

モデレーター
・三菱一号館美術館 学芸員 野口玲一

本企画は「明治安田ヴィレッジ」の取り組みの一環として、明治安田生命保険相互会社にご協力いただいております


静嘉堂文庫美術館WEBサイト

「明治安田ヴィレッジ」WEBサイト

2023年7月24日

【収蔵品貸出】「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」展(国立西洋美術館)に作品を出品

国立西洋美術館で開催の展覧会「スペインのイメージ:版画を通じて写し伝わるすがた」(2023年7月4日~9月3日)に当館収蔵品を出品。本展は版画というメディアを用いて拡がっていったスペインのイメージについて、17世紀初頭~20世紀後半まで、200点を超える作品群から探る試みです。

出品作品:
①ルイ・アンクタン《騎士と乞食》1893年
②アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《エドメ・レスコ》1893年
③アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《シルペリックでボレロのステップを踏むランデール》1895年

▼展覧会情報詳細はこちらをご覧ください
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2023spain.html

2023年4月7日

【お知らせ】美術館地下入り口の閉鎖について

現在開催中の「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」展は最終日に向けて混雑が予想されるため、

入館ご案内の都合上、三菱一号館美術館の地下入口を

2023年4月8日(土)及び最終日の4月9日(日)閉鎖致します。

美術館にお越しの際には、美術館中庭口(一号館広場に隣接したガラスの入口)をご利用ください。

なお、当館Webサイトの「アクセス」ページでご案内しております「バリアフリールート」にて

美術館にお越しの際には一度1階(地上)におあがりいただき、中庭口横にございます

段差解消機にて館内にお越しください。

※美術館に入るための段差解消機の手前のみ屋外をお通りいただく必要がございます。

多少雨に濡れる可能性がございますので、ご了承ください。

お客様にはご不便をおかけしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

2023年4月5日

4月6日(木)は開館13周年 トートバッグが当たる抽選会を実施

2010年に開館した三菱一号館美術館(東京・丸の内)は、来る2023年4月6日(木)に開館13周年を迎えます。感謝の気持ちをこめて、2023年4月6日(木)の開館時間中に下記の通りイベントを行いますのでお知らせいたします。当日は「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」【会期:2023年2月25日(土)~4月9日(日)】を開催しております。
尚、当館は本展覧会を最後に、2023年4月10日(月)から2024年秋頃まで、設備入替および建物メンテナンスのため休館いたします。
■来館者への感謝を込めて抽選会を実施!


<概要>
くじ引きで当たりが出た方に、トートバッグ専門ブランドROOTOTE(ルートート)と三菱一号館美術館がコラボレーションして作成したオリジナルトートバッグをプレゼント。トートバッグにデザインした「絵」は、「#三菱一号館美術館の思い出」として応募いただいた作品の中から採用し、ROOTOTE(ルートート)がデザイン・製作したものです。

◆実施日:2023年4月6日(木)の開館時間中
◆対象者:期間中「芳幾・芳年」展にご来場のお客様 ※抽選はお1人様1回
※くじ引きの参加には、館内の抽選会場にて当日有効の鑑賞券のご提示が必要です。
※景品が無くなり次第終了します。

<採用作品:作者「ほかり」さんより、応募に当たってのコメント>
初めて三菱一号館に行ったのは2015年4月19日「ワシントン・ナショナル・ギャラリー」展。友人が誘ってくれてピエール=オーギュスト・ルノワール《猫を抱く女性」、アンリ・ファンタン=ラトゥール《葡萄とカーネーションの静物》が印象的でした。

■「芳幾・芳年」展 夜の作品ミニ解説 実施
4月6日(木)は21時まで夜間開館いたします。夜の時間帯に「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」担当の野口玲一学芸員が、展示室内にて展覧会の見どころを解説します。


1回目:19時~19時15分
2回目:20時~20時15分
※各回15分程度、事前申し込み不要。


■しばしのお別れ!三菱一号館美術館が長期休館に!

2010年に三菱一号館美術館が開館し、開館記念展の「マネとモダン・パリ」から、数多くの企画展を開催してきた三菱一号館美術館。「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」を最後に、4月10日(月)から設備入替および建物メンテナンスのため長期休館し、2024年秋の再開館を目指します。長期休館前最後の展覧会をお見逃しなく!



2001年の誕生以来、「Fun Outing!~楽しいお出かけ!~」をお届けしているトートバッグ専門ブランド。目印はRマークのブランドタグ。カンガルーのおなかの袋からヒントを得た「ルーポケット」がアイデンティティです。ひとりひとりの個性や価値観を大切にしながら、お気に入りが見つかる豊富なデザインバリエーションを提案しています。
ROOTOTEはトートバッグを通じて世界に感動を広げ、社会をより良くするメディアであることをミッションに、アート、エコ、カルチャーなど、さまざまな分野でコラボレーションやプロジェクトを展開。世界一のトートバッグブランドを目指しています。https://ROOTOTE.jp/

2023年3月23日

閉幕日が4月9日連携/Bunkamuraザ・ミュージアムさんと告知強化中!

Bunkamuraザ・ミュージアム「マリー・ローランサンとモード」三菱一号館美術館「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」とはどちらも4月9日(日)に閉幕を迎えます。2館連携企画として、各館に割引券を設置し、SNSでの相互告知も実施します。

三菱一号館美術館は4月10日より設備入替および建物メンテナンスのため長期休館し、2024年秋頃の再開館を目指します。

※Bunkamuraザ・ミュージアムは現在の施設での展覧会は最後となりますが、今後も渋谷ヒカリエを中心に、様々な会場で展覧会を開催されます。詳細はBunkamura WEBサイトにてご確認ください。

設備入替および建物メンテナンスのため2024 年秋まで⾧期休館

三菱一号館美術館 設備入替および建物メンテナンスのため2024 年秋まで⾧期休館

三菱一号館美術館は、設備入替および建物メンテナンスのため、2023 年4 月10 日から2024 年秋まで全館⾧期休館いたします。当館は、1894 年に丸の内初のオフィスビルとして創建され、その後老朽化により解体された三菱一号館を可能な限り忠実に復元し、2010 年4 月6 日に三菱一号館美術館として開館しました。

現在開催中の「芳幾・芳年―国芳門下の2 大ライバル」(会期:2023 年2 月25日~4 月9 日)を含め、40 本の展覧会を開催し、東京・丸の内の文化発信拠点として活動を展開してきました。
今回の修繕工事では、空調設備の入替や全館LED 照明にするほか、予防保全のために建物メンテナンスを行うことになりました。外壁周りには仮囲いを設置し、一号館広場に面した外壁面には、グラフィックデザイナーの服部一成氏のデザインによる、高さ14.4m、総面積約1,250 ㎡の大型の仮囲い装飾を2023 年5 月から設置する予定です。また、⾧期休館を告知するメインビジュアルをグラフィックデザイナーの中村至男氏に制作していただきましたのでお知らせいたします。

設備入替および建物メンテナンスの概要

①設備入替
展示作品の環境保全のために、空調設備の入れ替えを行います。三菱一号館美術館の展示室はすでにLED 照明を導入していましたが、屋内外各所の照明もLED に変更し、環境負荷低減を促進します。またレンガの建物ならではの電波環境の悪さについても改善を目指します。
②建物メンテナンス
復元建物の基本は変更せずに、避雷針や棟飾り等、鉄部の錆や汚れの除去、床材の補修等を行います。また屋根を葺いているスレート石の点検・補修の点検も行います。

服部一成氏による大型の仮囲い装飾

今回は、建物のメンテナンスのために、三菱一号館の外壁を取り囲むメッシュ素材の仮囲いを設置することが決定しており、美術館のロゴマークをデザインしていただいた服部一成氏に、当館のアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック作品をモティーフに、全28 作品を自在にコラージュした高さ14.4m、総面積約1,250㎡におよぶ、大型の仮囲い装飾をデザインしていただきました。ロートレックが描いた19 世紀末のパリの賑わいが、時空を超えて丸の内に移動してきたような大壁面が現れます。

仮囲い設置期間:2023 年5 月中旬から2024 年夏ごろまでを予定

(2023年5月17日更新)

仮囲いは5月中に設置、仮囲い装飾は7月末頃完成です。

装飾張始め 7月中旬

装飾張り完了 7月末頃

※天候による日程は前後する可能性があります。

※詳細日程は随時三菱一号館美術館WEB サイト〔https://mimt.jp/〕ならびに公式Twitter〔https://twitter.com/ichigokan_PR〕にて告知
仮囲いデザイン:
南西面

北西面

【服部一成氏 プロフィール】
東京生まれ。東京芸術大学美術学部デザイン科卒業、ライトパブリシティを経てフリーランス。主な仕事に、雑誌『真夜中』、『流行通信』、『here and there』のアートディレクション、「三菱一号館美術館」、「新潟市美術館」、「弘前れんが倉庫美術館」のロゴタイプ、『プチ・ロワイヤル仏和辞典』の装丁、ロックバンド「くるり」のアートワークなど。

⾧期休館告知メインビジュアル

2023 年4 月10 日から2024 年秋までおよそ一年半の間、三菱一号館美術館が全館休館するにあたり、丸の内パークビル・丸の内ブリックスクエア街区、丸の内エリア外の駅看板、美術館WEB サイトならびにSNS告知用に⾧期休館を告知するメインビジュアルを制作しました。トーンを抑えた色面構成で、独自のユーモアを交えてポップな世界を描くグラフィックデザイナーの中村至男氏により、三菱一号館美術館の建物のアウトラインを強調し、絶妙なバランスの抜け感と色面で構成されたグラフィックに仕上がりました。

【中村至男氏プロフィール】
川崎市生まれ。日本大学芸術学部卒業、Sony Music Entertainment を経てフリーランス。主な仕事に、アートユニット「明和電機」のグラフィックデザイン、PlayStation ゲーム「I.Q」(佐藤雅彦氏とのプロジェクト)、「単位展」(21_21 DESIGN SIGHT)のグラフィックデザイン、「私の部屋」のショッピングバッグイラストレーション、など。著書に、絵本『どっとこ どうぶつえん』『はかせのふしぎなプール』『ゆきだ ゆきだ』(以上福音館書店)など。

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