architect5 | 新しい私に出会う、三菱一号館美術館

三菱一号館美術館

建物のみどころ

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   No.05 Iron Stairs  鉄骨階段

光が射す格子状の階段は、美しさだけでなく実用性も兼ね備えています。
明治時代、館内ではガス灯の照明が使用されていましたが、ガスの供給がない昼間は外光を取り入れるためにこのようなデザインが有効だったと言われています。
鉄骨は、鍛造品と鋳造品の2種類があります。手摺子(手摺の下の飾り付きの棒)や踏み面板(足が乗る平らな部分)、蹴上げ板(階段の垂直になった部分)等の同じ形状を繰り返すものは鋳鉄(溶かした金属を型に流し込み製造する方法)、ササラ板(階段の側面にある板)は鍛鉄(熱した鋼材を叩き製造する方法)で製造しています。

1階 休憩スペース

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