ジャポニスム日本の美再発見

ジャポニスム、日本をテーマにした展覧会をご紹介します。


画鬼・暁斎――KYOSAI
幕末明治のスター絵師と弟子コンドル
2015年6月27日(土)~9月6日(日)

公益財団法人河鍋暁斎記念美術館との共同企画展。 旧三菱一号館を設計した英国人建築家ジョサイア・コンドルと、「画鬼」と呼ばれた天才絵師河鍋暁斎との知られざる師弟愛と東西交流の諸相を示した展覧会です。
コンドルがなぜ暁斎に惚れ込み、弟子入りまでしたかを探ると共に、両者の交流を作品と資料で検証。
東京で久々に開催された暁斎の回顧展としても好評を博しました。第4回ジャポニスム学会展覧会賞を受賞。

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ジャポニスム日本の美再発見
河鍋暁斎 《鳥獣戯画 猫又と鯉》 河鍋暁斎記念美術館蔵
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河鍋暁斎 《美人観蛙戯図》 河鍋暁斎記念美術館蔵
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浮世絵 Floating World
珠玉の斎藤コレクション
2013年6月22日(土)~9月8日(日)

神奈川県川崎市の「川崎・砂子の里資料館」(休館中、コレクションは川崎浮世絵ギャラリー~斎藤文夫コレクション~で公開中)の斎藤文夫館長(当時)の貴重な肉筆画、浮世絵など約300点の代表的作品を展覧。
黎明期から爛熟に至る浮世絵の300年以上の歴史を3期に分けて展示しました。

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ジャポニスム日本の美再発見
勝川春草
《東扇 初代中村富十郎の娘道成寺》
斎藤文夫氏蔵


KATAGAMI Style
2012年4月6日(金)~5月27日(日)

日本の意匠が19世紀末から20世紀初頭の美術・工芸運動に与えた影響を「型紙」に焦点を当てて紹介した展覧会です。
19世紀中葉以降、欧米に大量に伝わった、染めの一工程に使われる道具「型紙」が、いかに美術・工芸の表現に影響を与えたかを検証。
パリの日本文化会館で開催された展覧会を核に最新の研究成果を加え拡充しました。第1回ジャポニスム学会展覧会賞を受賞。

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