姉妹館である南仏アルビのトゥールーズ=ロートレック美術館の全面的な協力を得て実現。
同館所蔵の油彩などと共に、当館が所蔵する、画家の親友モーリス・ジョワイヤンが伝えたポスター、リトグラフなど、約180点を初公開しました。
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ヴァロットン――冷たい炎の画家
2014年6月14日(土)~9月23日(火・祝)
オルセー美術館とヴァロットン財団監修によるアムステルダムのゴッホ美術館との共同企画です。
国際巡回した回顧展として、各国から集められた約60点の油彩に加え、当館所蔵の油彩および木版画コレクションも出品。
国内で初めて本格的にヴァロットンを取り上げた展覧会として大いに注目を集め、若年層を含む幅広い方々が来館しました。
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ルドン――秘密の花園
2018年2月8日(木)~5月20日(日)
19世紀末の象徴主義の画家オディロン・ルドンが描いた「植物」と「装飾画」に焦点を当てた展覧会。
当館が所蔵するルドンが描いた最大級のパステル画《グラン・ブーケ(大きな花束)》と共に、コレクターのドムシー男爵によって注文された装飾画連作15点が、オルセー美術館の協力により一堂に会しました。
本展担当の安井学芸員は西洋美術振興財団賞「学術賞」を受賞。
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三菱一号館美術館開館記念展〈II〉
三菱が夢見た美術館
岩崎家と三菱ゆかりのコレクション
2010年8月24日(火)~11月3日(水・祝)
静嘉堂、東洋文庫など三菱関連の団体や個人の所蔵する西洋・日本の近代絵画、国宝や重文を含む古美術や典籍、関連する美術品などを展覧。
三菱創業以来初めて、三菱関係機関所蔵のコレクションの概要を明らかにした展覧会です。
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三菱一号館美術館コレクション〈I〉
もてなす悦び展
――ジャポニスムのうつわで愉しむお茶会
2011年6月14日(火)~8月21日(日)
ニューヨーク在住のジョン&ミヨコ・デイヴィー夫妻が「生活のなかのジャポニスム」をテーマに収集した装飾美術と、2011年春に当館が夫妻から譲り受けた陶磁器、銀器、ガラス作品を展示しました。
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岐阜県美術館所蔵
ルドンとその周辺――夢見る世紀末
三菱一号館美術館《グラン・ブーケ(大きな花束)》収蔵記念
2012年1月17日(火)~3月4日(日)
世界有数のルドン・コレクションを誇る岐阜県美術館の所蔵品を中心に、初期の白黒の世界から、後半の華やかな色彩世界に至るまでのルドンの幻想世界を通観。
2010年に所蔵品となったルドンの最大級のパステル画《グラン・ブーケ(大きな花束)》も初公開され、大きな話題を呼びました。
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三菱一号館美術館名品選2013
――近代への眼差し 印象派と世紀末美術
2013年10月5日(土)~2014年1月5日(日)
所蔵品と寄託品による当館コレクションのみで構成された初の展覧会で、ロートレック、ルドン、ルノワール、ドニ、ボナールなど、初披露作品109点を含む149点を展示。
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パリ♥グラフィック
――ロートレックとアートになった版画・ポスター展
2017年10月18日(水)~2018年1月8日(月・祝)
アムステルダムのゴッホ美術館と共同企画した展覧会。
当館のコレクションとゴッホ美術館の19世紀フランスの版画、ポスター・コレクションのなかから、精選した作品で構成されました。