小品に宿る美

小さい作品の魅力に着目した展覧会をご紹介します。


プラド美術館展
――スペイン宮廷 美への情熱
2015年10月10日(土)~ 2016年1月31日(日)

19世紀初頭にスペインの王立美術館として創設されたプラド美術館。
本展は、歴代王の審美眼で集められた質の高いコレクションから、14世紀末から19世紀末までの「小品」を中心に、全102点で構成されました。
画家の技術の粋を集めた絵画、素描、また完成後に描かれた作品など、多岐にわたった展示作品は、細密描写を観るのに適したグラスファイバーの照明を備え、小部屋が連なる当館の親密な空間との親和性が高く、小品ならではの美を鑑賞する楽しみを紹介しました。

小品に宿る美