Josiah Conder (1852~1920)
ロンドン生まれ。サウスケンジントン美術学校とロンドン大学で建築学を学び、権威ある英国王立建築家協会主催のソーン賞設計競技に若くして優勝した経歴を持つ英才。1877年、25歳の時に日本政府の要請により来日しました。 建築家としては、鹿鳴館、ニコライ堂などを手掛け、教育者としては、辰野金吾や片山東熊、曾禰達蔵ら日本を代表する建築家を育成しました。その業績から「日本近代建築の父」とも呼ばれ、その後の生涯を日本で過ごしました。一方、伝統建築、絵画、生け花、庭園、衣装、歌舞伎、踊りなど日本文化の研究者としても知られ、海外への日本文化の紹介にも尽力しました。