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2018年4月20日

ドムシー城の一筆箋

「グラン・ブーケ」を含む、ドムシー男爵家の食堂を飾った
16点の壁画が全て収録されているルドンの一筆箋。

裏面には作品の全体図、
そして表面には装飾画の一部分を丸く切り取った図がデザインされています。

―なぜ「丸く」切り取られているのか。

それはルドンがまだ10代のころ、
植物学者であるアルマン・クラヴォーと出会ったことに始まります。
年の離れた二人は長年に渡り深く親交し、ルドンはクラヴォーの死を受け、
石版画集「夢想(わが友アルマン・クラヴォーの思い出に)」を捧げています。

そんなクラヴォーが研究していたのが顕微鏡の中の微小な生命体。
そこに存在する生命の神秘に強く魅せられたルドンは、
同じく顕微鏡下の世界、植物の世界から大きな影響を受けていきます。
クラヴォーはルドンに大きな影響を与えたとされていますが、
顕微鏡ものぞかせてもらう貴重な体験もしました。

顕微鏡で覗いたかのようなルドンの装飾画をお楽しみ下さい。

16点が3回ずつ登場する仕様。
裏表紙にはドムシー城の食堂でそれぞれの装飾画が飾ってあった位置を示す図面が載っています。

一筆箋 600円(税込)