三菱一号館美術館ニュース「【テレビ放送のお知らせ】BS日テレ「ぶらぶら美術博物館」」

2015年11月30日

【テレビ放送のお知らせ】BS日テレ「ぶらぶら美術博物館」

BS日テレ「ぶらぶら美術博物館」にて、「プラド美術館展」が紹介されます。
出演者の山田五郎さんは、学生時代にプラド美術館に2週間、毎日通われたほどのプラド美術館通!
今回はどのような展開になるのでしょう??是非お楽しみに!

放送日時:12月4日(金) 20:00~20:54

「ぶらぶら美術博物館」の詳細はこちらをご覧ください。

ぶらぶらプラド展広報用写真
出演者は、山田五郎さん、おぎやはぎさん、高橋マリ子さん、三菱一号館美術館学芸副グループ長・安井裕雄です。

2015年11月20日

梅原龍三郎《読書》を石橋美術館(福岡・久留米)に貸出中!

石橋美術館で開催の「伝説の洋画家たち 二科100年」展へ、梅原龍三郎《読書》(当館寄託作品)を出品しています。

読書 

梅原龍三郎
《読書》
油彩・カンヴァス
1911年
三菱一号館美術館寄託

1908年、梅原龍三郎はフランスに留学します。リュクサンブール美術館でルノワール作品を目撃し、衝撃を受けた梅原は、その翌年の1909年、南仏カーニュ・シュル・メールのアトリエに巨匠を訪ねています。紹介状もなく訪ねてきた20歳の梅原を、リウマチを患っていた晩年のルノワールは快く家に迎え入れました。その後、梅原はルノワールに師事することになります。
梅原はたびたび師のアトリエを訪れました。留学時代半ばに描かれたこの作品は、師が得意とした柔らかな肉体表現を梅原が会得したことを示しています。落ち着いた色彩が画面を支配し、留学中、様々な色彩表現を模索した画家の試みを生き生きと伝えてくれます。
この作品は、帰国後の1917年、二科展の京都会場において、梅原の為に特別に設けられた一室で展示されました。

【展覧会情報】
展覧会名:「伝説の洋画家たち 二科100年」
会期:2015年11月7日〜2015年12月27日
会場:石橋美術館(福岡・久留米)
URL:http://www.ishibashi-museum.gr.jp/exhibitions/d/35

2015年11月10日

オーギュスト・ルノワール《パリスの審判》を国立西洋美術館に貸出中!

国立西洋美術館で開催の「黄金伝説」展へピエール=オーギュスト・ルノワール《パリスの審判》(当館寄託作品)を出品しています。
パリスの審判 小

ピエール=オーギュスト・ルノワール
《パリスの審判》
油彩・カンヴァス
1908年
三菱一号館美術館寄託

 上野の国立西洋美術館で開催されている「黄金伝説」展では古代地中海世界の黄金の装飾品などのほか、黄金にまつわる古代神話が描かれた作品も展示されています。ギリシャ神話の中でも黄金の林檎が登場する「パリスの審判」は特に有名で、多くの芸術家たちが取り上げてきました。
 物語は海神の娘テティスと人間の男性ペレウスの結婚式に始まります。式に招かれなかった闘争の女神エリスは「最も美しい女神へ」と書かれた黄金の林檎を結婚式に投げ込みます。結婚の守護神ヘラ、知恵の女神アテナ、愛と美の女神アプロディテは、我こそが最も美しいと譲りませんでした。これを見た大神ゼウスは、トロイア王の息子で羊飼いの若者パリスに選ばせることにします。女神たちはパリスに賄賂を提示、「最も美しい人間の女を与える」と言ったアプロディテをパリスは選びます。「最も美しい人間の女」とはトロイアの敵国スパルタの王妃ヘレネのことでした。パリスはスパルタからヘレネを連れ去り、これが有名なトロイア戦争の原因となったのです。
 ルノワールが描いたのは、パリスが黄金の林檎をアプロディテにまさに手渡そうとしている場面です。女神たち同様、若さではち切れんばかりの美しい肉体を持つパリスが魅力的です。

【展覧会情報】
展覧会名:「黄金伝説 古代地中海の秘宝」
会期:2015年10月16日〜2016年1月11日
会場:国立西洋美術館(上野)
URL: http://www.tokyo-np.co.jp/gold/

※「黄金伝説」展は、国立西洋美術館閉幕後、宮城県美術館(2016年1月22日~3月6日)、愛知県美術館(2016年4月1日~5月29日)へ巡回します。

2015年11月9日

ジャポニスムの銀器《群魚文ピッチャー》とマルシアル=ポテモンのエッチングを久米美術館に貸出中!

久米美術館で開催の「美術工芸の半世紀 明治の万国博覧会」展へ、当館所蔵のエドワード・C.ムーア《群魚文ピッチャー》とアドルフ・マルシアル=ポテモンによる銅版画集『1878年パリ万博のある日本人に関する覚書とデッサン』の中から3点を出品しています。

群魚文ピッチャー

エドワード・C.ムーア
《群魚文ピッチャー》
銀、銅、金
三菱一号館美術館蔵

 

アドルフ・マルシアル=ポテモン

アドルフ・マルシアル=ポテモン
『1878年パリ万博のある日本人に関する覚書とデッサン』より
エッチング・紙
1878年発行
三菱一号館美術館蔵

19世紀後半の欧米では、開国したばかりの日本の品物が大量に輸入され、大変なブームになっていました。この銀製のピッチャーは、極東の品物を販売していたロンドンのティファニー商会が製造元で、鎚目(つちめ)や表面の魚の装飾など、日本の工芸品の影響が顕著に表れています。ピッチャー胴部の輝く銀は、まるで透明な水を湛えたガラスの水槽、繊細に仕上げられた魚たちはその中で泳いでいるかのようです。

マルシアル=ポテモンによる銅版画は1878年にパリで万国博覧会が開催された際に発行されたもの。丁髷(ちょんまげ)、着物姿のひとりの若い日本人が万博を訪れた、というストーリーで、ビストロ前にいるパリジャンたちから「まるで展示品であるかのよう」に好奇の眼で見られたり、洋装店で西洋式の衣裳をあつらえたり、シルクハットをかぶって写真館で写真を撮ってもらったり、万博会場を訪ねたり、とさまざまな情景が描かれています。

 

【展覧会情報】
展覧会名:「美術工芸の半世紀 明治の万国博覧会」
会期:2015年10月31日〜2015年12月6日
会場:久米美術館
URL:http://www.kume-museum.com/exhibition.html

2015年11月6日

アルフレッド・シスレー《ルーヴシエンヌの一隅》を練馬区立美術館に貸出中!

練馬区立美術館で開催の「アルフレッド・シスレー展―印象派、空と水辺の風景画家」展へ
アルフレッド・シスレー《ルーヴシエンヌの一隅》(当館寄託作品)を出品しています。

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アルフレッド・シスレー
《ルーヴシエンヌの一隅》
油彩・カンヴァス
1872年
三菱一号館美術館寄託

ルーヴシエンヌはパリから10キロほどにあるセーヌ河近くの村の名前です。
フランス生まれのイギリス人の印象主義の画家アルフレッド・シスレーは、1871年、
普仏戦争とパリ・コミューンの混乱が収まりつつあったころ、ルーヴシエンヌに移り住みました。
シスレーは1874年までこの村に住み、四季折々の姿を描きました。ルーヴシエンヌの付近には、
ブ-ジヴァルやポール・マルリーなど印象主義の画家たちが作品を描いた場所が点在しています。

《ルーヴシエンヌの一隅》では、坂の上に並ぶ白い壁の家々と空の青の対比が印象的。
画面手前へ下ってくる坂の草むらの色と、空へまっすぐ伸びた、葉を落とした木々が、
冬の引き締まった空気を伝えてきます。

【展覧会情報】
展覧会名:「アルフレッド・シスレー展―印象派、空と水辺の風景画家」
会場:練馬区立美術館
会期:2015年9月20日〜2015年11月15日
URL:http://www.neribun.or.jp/web/01_event/d_museum.cgi?id=1006