2010年の「マネとモダン・パリ」展以来、ワシントン・ナショナル・ギャラリーには数々の展覧会に協力していただき、今日に至っています。
本展では、実業家で創設者のアンドリュー・W・メロンの娘エイルサと息子のポールが収集した印象派からポスト印象派やナビ派に至るまでのコレクションを中心に、日本初公開作品38点を含む計68点を展示。
とくにエイルサが収集した小品は、当館の小部屋が続くギャラリーに調和し、私邸に招かれたような鑑賞体験をもたらしました。
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フィリップス・コレクション展
2018年10月17日(水)~2019年2月11日(月・祝)
フィリップス・コレクションは、裕福な実業家の家庭に生まれたダンカン・フィリップスの愛蔵品を核とした、米国初の近・現代美術の美術館です。
本展では、優れたコレクターであったフィリップスの審美眼に焦点を当て、厳しい取捨選択によって手元に残されたコレクションから、アングル、ドラクロワ、マネ、ドガ、モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーガン、クレー、ピカソなど75点を、実際に購入された順番に展覧しました。
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ボストン美術館 ミレー展
――傑作の数々と画家の真実
2014年10月17日(金)~2015年1月12日(月・祝)
世界有数のミレー・コレクションを誇る米国・ボストン美術館から、特に重要な作品64点が来日。 出品作品には、同時貸出しは極めて稀な「三大ミレー」の《刈り入れ人たちの休息(ルツとボアズ)》、《羊飼いの娘》も含まれたほか、《種をまく人》が都内では30年ぶりに展示されました。
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印象派からその先へ
――世界に誇る吉野石膏コレクション
2019年10月30日(水)~2020年1月20日(月)
石膏建材メーカーの吉野石膏株式会社が長年にわたって収集した西洋絵画のコレクションから、選りすぐりの72点を出品。
フランス近代絵画の流れを一望するモネ、ルノワール、セザンヌ、ピカソ、シャガールなど、国内有数の作品群を展覧しました。